今やコンピュータが作り出す映像の世界にはVR(Virtual Reality:仮想現実)の他にAR(Augmented Reality:拡張現実)、そしてMR(Mixed Reality:複合現実) やSR(Substitutional Reality:代替現実)と言ったものがあります。
この中で馴染みの深いのがVRで、コンピュータで作った実際には存在しない世界を、あたかもそこにいるかの様に体験できる技術で、ゲームセンターやアミューズメント施設などで簡単に体験する事ができます。
そしてARは今見ている世界の中にコンピュータが作り出した映像を投影する技術で、Pokemon GOのゲーム画面で実際にスマートフォンのカメラで撮影した目の前の風景にポケモン達が投影され、あたかもそこにポケモンに出て来るモンスターがいるかの様に錯覚させる技術です。
そして今回紹介するヘッドマウントディスプレイ「Dream Glass 4K」は、ARディスプレイとなります。
VRと比べて何かと有利なARヘッドマウントディスプレイ
さてVRとARは完全にコンピュータが作り出した世界に入るか、実際の風景にコンピュータの映像を重ねるかの違いだと説明しましたが、VRは完全にグラフィックスの中に没入させる為に視界を完全にシャットアウトさせてしまいます。
そうすると全く周囲の状況が見えないので、VRヘッドマウントディスプレイを被ると動く事はできませんし、何か途中でドリンクでも飲もうと思っても手探りでボトルやカップを探さなくてはいけませんし、もちろんトイレに行く時には外さないと歩いて移動もできません。
その変わり、真っ暗な視界の中に映像が投影されていますので、映像に集中でき、映像の迫力なども精細に楽しむ事ができます。
一方ARは周囲の景色が見えており、その中に投影するのでどうしても周囲の明るさや周囲の風景によっては重なって見える映像がボヤけて見えると言う不具合が出て来ます。
そこでこの「Dream Glass 4K」では4Kディスプレイを採用する事で、画質が悪くなる要素を低減する他、既に製品化されている”DreamGlass Air”では出来なかった3Dコンテンツの再生も可能になっており、より迫力ある映像を楽しむ事ができます。
多人数でのゲームプレイも可能
また複数台の「Dream Glass 4K」を所持しているご家庭では、オプションのHDMIスプリッター($15)を追加する事でSwitchやXbox,PS4等のゲームを多人数で楽しむ事ができます。
またオプションはこの他にもたくさん用意されており、Black Out Shade($5)を追加すると完全に視界に遮る事ができますので、3D映画などをより映画館に違い状態で楽しみたいと言う時に便利です。
またこの「Dream Glass 4K」も内蔵バッテリーで最大5時間の連続再生が可能ですので、途中でバッテリーが切れて中途半端に終わったなんて事もありません。
ブルーライトカットで目の疲れを軽減
またVRもARも、映像はかなり遠い場所で写っているかの様に見えていますが、実際には数cmの所にディスプレイがあり、そのディスプレイが出す光をまとも受けているのですから、眼の影響はスマートフォンの画面を長時間見続けるよりも大きくなり、疲れもその分だけ増します。
その為、この「Dream Glass 4K」の反射レンズには10層にも及び光コーティングを施し青色光と眩しさを低減する様になっており、健康にも配慮された作りとなっています。
またそのコーティングは屋外でこの「Dream Glass 4K」にドローンから送られて来た映像を見ながら操縦すると言った場合も、外光の明るさによる映像の見辛さを低減する様になっていますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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