忘れ物防止タグ(トラッキング)はいざものが見つからないと言う時に、遠隔操作によって音や光で場所を知らせてくれるだけでなく、置き忘れた時にすぐにスマートフォンへと通知してくれて置き忘れを防いでくれたり、もちろん置き引きと言った盗難に合った場合も追跡の手助けとなります。
ただ、全世界で1番売れている”Tile”と言うBluetoothタグは日本ではコンビニでも購入できるほどメジャーなのですが、もしタグを取り付けた大切なものを無くしてしまった場合、Bluetoothの通信圏内に”Tileタグ”があるか、”Tileタグ”を所持に管理アプリをスマートフォンにインストールした方が、無くした”Tileタグ”との通信圏内にいなければ、タグを見つける事は不可能です。
よって日本中に”Tileタグ”を使っている方が増えれば増えるほど、自分の手から離れたタグを見つけられる可能性が増えて行くのですが、残念ながらマップに表示される周囲の”プッシュスティック”Tile”利用ユーザー数は田舎に行けば行くほど絶望的です。
そこで今回は、携帯電話の通信回線を使う事で、どこからでも探す事のできるGPSトラッキングタグ「The AirBolt®」をご紹介致します。
LTE-MとNB-IoT回線利用でどこからでも検索可能
この「The AirBolt®」は携帯電話の回線を使ったGPSトラッキングタグで、世界中どこからでも何百キロ離れていようと自分の「The AirBolt®」を探す事ができると言うのが1番のメリットです。
このLTE-M(Long Term Evolution for machine-type-communication)と言うのは携帯・スマホに使われているLTE回線のうち開いている帯域を使って通信する通信方式で、ダウンロードで100Mbps以上、アップロードで50Mbps以上と以外に高速に通信できるのが特徴です。
そして日本ではdocomoとKDDIがLTE-M回線を提供しており100円からと非常に安価に利用する事ができる他、装置によってはバッテリーの消費が少ないものであれば乾電池で2〜3年通信できたりもしますので、遠隔地計測や監視と言った用途の利用が考えられています。
一方NB-IoT(Narrow Band IoT)は、日本ではソフトバンクがサービスを提供しており、この「The AirBolt®」ではLTE-Mをメインに、NB-IoTをサブ回線として利用する事で電波が届いていない圏外の場所へ行かない限り、「The AirBolt®」の場所は100%追跡する事ができます。
そして最初12ヶ月の通信料は製品も含まれていますので、利便性や使用用途を考えて継続するかはゆっくりと1年かけて考えられます。
Bluetoothを使った忘れ物防止機能
そして「The AirBolt®」はただ場所を検索できるだけではありません。
Bluetooth通信モジュールも内蔵しており、この「The AirBolt®」を取り付けたモノを置き忘れたり、持ち去られた時にペアリングした自分のスマートフォンと「The AirBolt®」の距離が次第に離れて電波が弱くなった時にBluetoothタグの様にスマートフォンにアラートを表示して知らせてくれると言う機能ももちろん持っています。
更に近くにあるはずの「The AirBolt®」が見つからない場合はリモートで「The AirBolt®」を鳴らして光と音で探すヒントを与えてくれる他、もしBluetoothで通信できなくてもLTE-MやNB-IoT回線で「The AirBolt®」が繋がっていれば鳴らす事ができますので、そう言う意味ではBluetoothタグよりもずっと便利です。
ペットや子ども達もジオフェンスで安全に見守り
そしてこの「The AirBolt®」にはアプリでジオフェンス(仮想フェンス)を設定する事もできます。
例えばペットを公園で遊ばせると言った時にジオフェンスを公園の境界に設定しておけば、ペットが公園から出たら知らせてくれますので、お喋りに夢中になってペットを見失っても安全ですし、子どもさんの通学路にジオフェンスを張っておけば、もし寄り道したり、誘拐されればすぐに知らせてくれるので安心です。
更に田舎の実家に子ども一人で向かわせる様な時は事前に実家の親のスマートフォンにアプリをインストールしておいてもらいタグのシェアをしておけば、双方で子どもさんの位置を確認できますので、安心して一人旅をさせる事もできますし、「The AirBolt®」は防水なのですが水没を検出する事ができますので、もし万が一川に落ちたなんて言うとこも検出できますのでより安心です。
また温度センサーも内蔵しており、温度センサーによるアラート設定もできますので、田舎の両親やちょっと認知症の入った両親に持たせておくと居場所を追跡できるだけでなく熱中症の危険性なども事前に察知して注意したりする事もできますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/airbolt/the-airbolt-gps
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