よく工事現場でパスッパスッと音を鳴らしながら釘を打っていく釘打ち機に繋がれているエアコンプレッサーの最高使用圧力と言ってどれくらい空気を圧縮できるのかと言う単位としてMpaと言う単位が使われ、一般的なエアコンプレッサーは1Mpaに達しません。
一方で最近種類も増えて来た電動の空気入れ、例えばマキタの空気入れですと最大121PSI(=0.83Mpa)となり、釘打ち機の様なエアーツールと呼ばれる工具を動かすエアコンプレッサーと最高使用圧力はほぼ変わりません。
一方でこう言ったエアコンプレッサーで、ダイビング使う様なエアタンクに空気を充填できるのかと言うとそれは無理で、エアボンベに圧縮空気を充填する様なエアコンプレッサーは30Mpa近い能力が必要なので、ホームセンターで売っている様なエアコンプレッサーでは到底充填はできません。
ですが今回紹介するエアコンプレッサー「BleuAir」は、片手にぶら下げて持ち歩けるほどコンパクトさがありながら、何と最高使用圧力30Mpaもあり、もちろんエアボンベにも充填する事ができるのです。
オイルフリー式コンプレッサー
エアタンク、エアボンベに空気を充填するコンプレッサーはオイルレスでなくてはいけません。
と言うのもコンプレッサーは空気を圧縮しながら空気をタンクへと送出して行くのですが、空気漏れを防ぐ為にオイルが使われています。
このシーリングのためのオイルが実は臭いの元で、タンクから吸い込んだ空気が臭いますし、場合によれば蒸散したオイルをそのまま吸い込んでしまうと肺の中に蓄積されてしまう事になりかねませんので、基本的に水中で人間が空気を吸い込む為のボンベに圧縮空気を充填するエアコンプレッサーはオイルレスでなくてはならず、今回紹介する「BleuAir」はオイルレスなエアコンプレッサーですから、安心してエアタンクに空気を充填する事ができます。
またタイヤに空気を入れるコンプレッサーもオイル成分がタイヤ内に入るとタイヤを劣化される原因になるので、オイルレスのものを使うのが基本で、そう言う意味でこの「BleuAir」はタイヤの空気入れにも使えます。
コンセント&バッテリーから給電
またこのエアコンプレッサー「BleuAir」はバッテリーは内蔵しておらず、使用する際には必ず電源が必要で、家庭のコンセント及び、車の12Vバッテリーのどちらかを電源にする事ができるのですが、車のバッテリーに関してはシガープラグがなくなりその替わりにUSBコンセントに変わっている車種も多くありますが、この「BleuAir」ではシガープラグではなく直接バッテリーに接続する様になっており、専用のクリップ付きのケーブルも付属しています。
また付属品に関しては非常に豊富で、車、自転車、ボール、ボートに空気を注入する為の専用エアホースが付属している他、車用のホースにはエアゲージがついており、タイヤの空気圧を見ながらエアーの注入が出来る様になっています。
またエアタンク注入用は8mm及び8mm→13mmの変換アダプタも付属していますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/deluxra/bleuair-portable-and-powerful-all-in-one-air-compressor
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