みなさんは湯煎調理ってご存じですか?
最近では大手家電量販店に行くとキッチン家電コーナーに各社の湯煎調理器を集めた特設コーナーの様なブースを設けている所もありますが、湯煎調理と言うのはお湯で温めると言う調理法で、レトルト食品を湯煎で温めるのとはちょっと違います。
湯煎調理の利点は魚や肉料理を従来のどの調理方法よりもジューシーに仕上げる事ができます。
と言いますのは肉や魚の主成分であるタンパク質は60〜70℃で固まるのですが、それ以上に加熱してしまうと細胞から水分が流失してしまい細胞が収縮して旨味成分が逃げるだけでなく、固くなります。
ですから湯煎調理では、お湯の温度を60〜70℃の温度に保つ事で加熱はしますが、ジューシーさや柔らかさは生の状態を維持する事ができますので、例えばローストビーフにしても同じ肉を使い従来の調理法と湯煎調理とを比較すると湯煎調理の方が有り得ない程柔らかく仕上げる事ができる他、お湯の温度を加熱時間をセットするだけなので、オーブンを使って調理するよりもずっと簡単に調理ができますし、洗い物も大幅に削減する事ができます。
そんな湯煎調理器に、安心・安全とフレッシュさと言うフレーバーを加える事ができる湯煎調理器「Figo」を今回はご紹介致します。
Figo Deluxeは真空ポンプ付き
この湯煎調理器には水を加熱して湯煎調理を行う以外にもいつかの機能を持っており、そのうちの1つが真空パック機能です。
湯煎調理では材料を入れた袋を温度管理されたお湯の中に入れて調理します。そのために熱が均一に伝わる様に袋の中の空気はできるだけ抜き、袋の外のお湯の熱が直接、袋の壁を通して材料に届く様に下準備をすると言うのがポイントです。
ですがいくらジップロックで空気を抜きながらジッパーを締めても100%抜く事は不可能なので、湯煎調理では市販の真空パック機を使い、材料を入れた袋の空気を抜いて真空パック状態にして湯煎調理する事を推奨しています。そうする事で袋の中に残った空気が熱伝導を悪くして加熱ムラを作ると言った事を防止します。
そのため、真空パック機を持っておられない方の為に”Figo Basic”と”Figo Deluxe”と言う2つのバリエーションのうち、”Figo Deluxe”には真空ポンプとアタッチメントが付属しており、市販の真空パックを使いスマートフォンにインストールする専用アプリから真空ポンプを起動させて真空作業を行う事ができる様になっています。
夏でも安心2.8℃で食材を保存
そしてこの「Figo」で画期的なのが冷蔵保存する機能です。
湯煎調理器の中にはタイマー機能やインターネット接続機能があり、外出先からスマートフォンを操作して調理したりする機能を持ったものがありますが、どちらにしても袋に入れた材料を水を張った湯煎調理器にセットしてから出かけなければなりません。
そうなると冬は良いのですが、夏は外気温が30℃も超えれば容器の中の水温も20℃を超えて来ますから、ディナー用に朝セットして出かけると言った様なシチュエーションを考えると食材の傷み=食中毒が気になります。
ですがこの「Figo」でしたら2.8℃で加熱調理を始めるまでは冷却して保存しますので、40℃超えの夏場でも気にせずディナー用の朝、食材をセットして安心して出かけられます。
また使い方によっては一度加熱調理した食材を再冷却する事ができますので、冷製料理と言う新たなレパートリーを増やせる事にも繋がります。
水の環流システムでジューシーさを維持
そしてこの「Figo」にはもう1つ水の環流システムを搭載しており、食材をセットしたコンパートメントには食材を調理する時にだけお湯が注入する様になっており、調理が終わるとまた元の貯水タンクに水は戻る様になっており、このシステム全体を”ドライ真空調理システム”として特許も取得しています。
では水を環流させる事で何が良い事があるのかと言いますと、魚や肉と言った食材からのドリップ(水分が出て行く事)や型崩れを防ぐ事ができます。
と言いますのは水やお湯の中に食材が浸かっていると言う状態は四方から水圧がかかっていますので、どうしても魚や肉からは美味しさの成分が詰まった水分が水圧によって染み出てしまい、せっかくのジューシー感がパサパサ感に変わったりしますし、タイマー加熱する前に水の中にずっと浸けている状態でも食材に含まれる水分は水圧によって絞り出されて行きます。
ですがそれを回避させる事でよりフレッシュなジューシーさの残った料理に仕上げる事ができますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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