アクションカメラと言う1つのジャンルを作り上げたGoProは、GoPro8にバージョンアップし手振れ補正だけではなく画像の水平維持機能(カメラが傾いても撮影された映像は傾かず水平位置をキープし記録し続ける機能)、フロント液晶を備え、5k解像度で映像を記録できるなど、昔のモニターもつかず、身に着けたまま動くとその動きはダイレクトに画像に記録され、その映像を見た方が酔ってしまう様な事があった時代が懐かしくさえ思えます。
そん進化し続けるGoProや、サードパーティー製のアクションカメラはGoProをお手本とし、数多くあるGoProアクセサリーを活用する事を考えてサイズも形状もハウジングもGoProそっくりです。
その為にどのアクションカメラを選んでも、身体に身に着けた状態で撮影しようと思えば、頭であればヘルメット、身体であればベルトと言ったものを利用しなければ身に着けられませんので、ちょっとこの場面を撮影しておこうと思っても、身体に固定する為の装具、アクセサリーを持っていなくては話になりません。
そこで今回は、手軽に、さり気なく身に着けて撮影したいと言う方の為に「Keychain」と言うアクションカメラをご紹介致します。
重さ36gのアクションカメラ
さてこの「Keychain」の最大の特徴は、大袈裟な装備を身に着けなくても簡単に身体に身に着ける事ができると言う撮影のし易さです。
その為にこの「Keychain」には2つの身に着ける為のアダプタが付属しており、Magnet Baseは文字通り、「Keychain」の裏面に内蔵されている磁力によって吸着する金属版です。
この金属版とカメラ「Keychain」の磁力でもって衣服を挟み込んで身に着けると言う事がまず出来ます。
そして2つ目のアダプタがEasy Clipです。このクリップはポケットやベルト、衣服に挟む事ができるクリップがついていますので、例えば上着の襟で挟んで使用、バックパックのベルトに挟んで使用と言う使い方ができます。
また大きさも63mm×33mmしかありませんから、動きに制約を与えたりという事もなく自由に動き回る事ができますし、最大で60分の連続撮影が可能です。
またもう1つスタンドも付属しており、両面テープやナノサクションパットを使えばどこへでも貼り付ける事ができますので、ドライブレコーダーとして使ったりと言う事も可能です。
EIS 2.0搭載
次にこの「Keychain」ではEIS(手振れ補正機構:Electric Image Stabilizer) を内蔵しています。
この手振れ補正はiPhone 12, 12 Pro, 12 mini等にも搭載されているデジタル手振れ補正機能と言って、加速度センサーから得たカメラの動き合わせてCCDが捉えた映像からブレない様に見える部分を切り出す事であたかも映像がブレていない様に見せる技術で、この「Keychain」においてもEISのおかげでブレない映像を記録する事ができる様になっています。
なお映像は4k@30fpsの他に2.7k@30fps、2.7k@60fps、1080p@60fps、1080P@30fps、720P@120fps、720P@60fpsと、解像度は昔のVGA並ながらも1秒間あたり120コマの高速撮影もできる様になっています。
また映像は自動的に1分、3分、5分に区切られてmicroSDカード(microSD, microSDHC, microSDXC class10 or UHS-I 最大64GBまでのメモリーが使用可)に記録される為に1枚の動画のファイルサイズが小さく、扱い易くなっています。
なおメモリーがいっぱいになると古いファイルから消されて上書きされていきますので、ご注意ください。
静止画、タイムラプス
そして「Keychain」には動画撮影の他に静止画を撮影する機能も持っています。
静止画については20MP, 16MP, 14MP, 10MP, 8MP, 5MPと解像度を変えて記録できる他、インターバル時間 3秒, 5秒, 10秒, 30秒, 1分のタイムラプス撮影機能なども備え、撮影の細かな設定はスマートフォンにインストールする専用のアプリケーションから出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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