テレワーク、在宅ワークを始めてみて多くの方が気付いたのが、意外と日本の会社では書類が電子化されておらずペーパーベースで仕事をしていると言う事です。
書類を作成するのにはワープロアプリを使っていても、それを配布する際にはプリントして配りますので、そのプリントに何か記入して送り返すとなると紙を郵送するか、書類をPCやスマートフォンに取り込んで送ると言う事になるのですが、ここでも困るのがスキャナがない事です。
最近のスマートフォンは高性能なので、例えばiPhoneのメモアプリであれば書類をカメラで撮影すれば自動でトリミングして画像ファイルとして取り込んでくれますが、光の当たり具合によっては濃淡がついたり影が出来たりしますので、その取り込んだ画像をそのままプリントしたり、データとして利用するには、もう1つ品質面で劣ります。
そこで今回は置き場所を取らない上に何でもスキャンできるオーバーヘッド型スキャナ「Aura Mate Pro」をご紹介致します。
スマホでもタブレットでも使えるスキャナ
この「Aura Mate Pro」はオーバーヘッド型スキャナと言って、真上からカメラを使って対象物を取り込むスキャナになります。
このオーバーヘッド型スキャナの特徴は上部のヘッド部分を折り畳めばスティック上になりますので、収納場所を取らないと言うメリットがあります。
またスティック状にすればコンパクトなので、どこかに持ち運んで使おうと思えば使えますし、何よりスキャンスピードが早いのです。
一般的なスキャナはコピー機と同じ様にヘッドがスキャナの中で動いてスキャンしますのでどうしてもヘッドが動いて戻るまでの時間が必要ですし、蓋を開けて取り込む書類等を裏返してセットする時間もプラスされます。
一方オーバーヘッド型スキャナはヘッドの中に組み込まれたカメラが撮影するだけなので一瞬ですし、この「Aura Mate Pro」もそうですが、書類を多少斜めにおいても、カメラのアングル内に書類が入っていれば真っ直ぐに取り込んだ画像は自動修正してくれますので、スキャンする書類がたくさんある場合などは作業時間が短くて済みますので便利です。
また1枚ものの書類や写真の他に、本を取り込むと言った際もコピー機やスキャナでは本に厚みがあるとページの繋ぎ目がフラットにならず歪んで取り込まれてしまいますが、この「Aura Mate Pro」ではその歪みも自動修正して取り込んでくれる上にページをめくると自動で取り込むと言った機能もあり、この「Aura Mate Pro」では1ページあたりの取込時間は1秒未満なのでうまくページをリズムよくめくる事ができれば300ページもある本もたった8分で取込みが可能です。
zoomで共有
そしてこの「Aura Mate Pro」にはzoomをはじめとしたオンライン会議アプリで「Aura Mate Pro」で撮影している資料をリアルタイムで共有できる機能がありますので便利です。
もちろんオンライン会議アプリに動画共有と言った機能がなければ出来ませんが、プリントベースで仕事をしていて、プリントされたものを共有する際に、ノートPCのインカメラの前に映し出すと言う様な古典的な手法はもう取らなくて良いですし、この「Aura Mate Pro」を使えばプリントの細かな部分もハッキリと映し出してくれますので、相手から写ってないよとか、ピントがズレていると言った様なクレームを言われる事もありません。
レイアウトはそのままで取込み
そしてこの「Aura Mate Pro」には書類を画像として取り込んだ後にOCRにかけて文字をテキスト化する機能も持っているのですが、その機能が素晴らしく、一般的なドキュメントスキャナの場合、文字の部分だけをただ文字に書き起こすだけですが、この「Aura Mate Pro」ではレイアウトそのままにwordならword文章にしてくれるのです。
例えば見出しであれば見出しに変換し、段組してあれば同じ様に段組を再現してくれますし、画像などが貼り付けてあれば、画像もそのまま切り分けて挿入すると言った具合ですので、データが存在しない紙でしか残っていない書類を再びデータ化して再編集すると言った際にとても便利な機能です。
複数の写真やカードを一気に取込み
またこの「Aura Mate Pro」には複数の写真やカード、名刺等を一気に取り込むと言う機能も持っていますので、古い写真を一気にデジタル化したいと言う様な時に、フレーム内の収まる様にとりあえず写真を並べてば自動で切り分け、方向等も自動でトリミングして個別の画像ファイルとして取り込んでくれたりも出来ますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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