スマートフォンでどう言う動画を撮影するかにもよりますが、1ヶ所に留まらず動きながら説明したり作業したりする様な動画を撮影する場合にはカメラのアングル(撮影範囲)から外れるくらい動き回る場合、動画を撮影してくれるカメラマンがいないとしたら、撮影を中断してはスマートフォンのアングル(向き)を変え撮影してはまた止めて、と言う作業を繰り返して最終的には編集で不要な部分をカットして映像を繋げると言う作業が必要になって来ます。
ですがもし、動きに合わせてシンクロしてくれる電動雲台があれば随分と作業は楽になります。
そこで今回は、被写体に追随して滑らかに動くオートトラッカー「OBSBOT Me」をご紹介致します。
カメラを搭載したオートトラッカー
一般的にこの「OBSBOT Me」と同じジャンルのスマートフォン用のオートトラッカーの場合、スマートフォンで撮影した被写体をスマートフォンの撮影アプリで検出しその動きに合わせてジンバルやオートトラッカーの方へ信号を送りますので、スマートフォンが古いと処理スピードもそれに比例して遅くなりますので画像解析にも非常に時間がかかり、ゆっくり歩いて移動するのでもカクカクとしかカメラのアングルを変えられなかったたりしてあまりスムーズとは言えません。
更に新しいスマートフォンでも非常に早いスピードで移動されると動きについていけず動く被写体を見失ったりします。
そこでこの「OBSBOT Me」はどうしたかと言うと、被写体の追捕をスマートフォンに任せるのではなく、「OBSBOT Me」自身が画角120°の広角レンズを搭載したカメラを内蔵する事で、自らが被写体を抽出しAIを使って動きを予測する事で最大移動スピード120°/sと言う、非常に高速にパンできるオートトラッカーになっているのです。
しかもAIによって移動スピードを予測する事で「OBSBOT Me」では常に被写体を画面中央で捉える事ができる様になっていますので、撮影者はオートトラッカーにマウントしたスマートフォンが正確に自分を撮影しているのかを気にしながら動かなくて住みますので、より自然ないつもの動きで撮影する事ができる様になっています。
オンライン会議にも使えるデスク・オン三脚付属
次にこの「OBSBOT Me」には足を開くと高さ60mm程度の低床三脚が付属しています。
それはこの「OBSBOT Me」が自撮りを前提に設計しているからで、自撮りする場合は基本的に椅子に座ってと言う方が多いでしょうから、低床と言えどオートトラッカーを固定する三脚が付属しているのは便利ですし、高さを稼ぎたければ何か台の上に置いたり、この「OBSBOT Me」は一般的な三脚用が取り付けられる様にネジ穴がついています。
更にAIはカメラが縦向きなのが最適なのか、横向きな方が最適なのかを動きに合わせて変える機能も持っています。
ジェスチャーでオートトラッキングをON/OFF
またこの「OBSBOT Me」はオートトラッキングのON/OFFが特徴的です。
「OBSBOT Me」は常に被写体を中央に捉えパン(左右回旋)するだけではなく、モードを切り替える事で被写体にはシンクロせずカメラを固定したままにも出来ます。
それには「OBSBOT Me」本体のボタンを押すか、そうか掌を開いた片方の手顔の横に上げると「OBSBOT Me」は画像解析を行いジェスチャーを認識してオートトラッキングをON/OFFできるのです。
これならわざわざ「OBSBOT Me」まで移動してスイッチを押してオートトラキングをONしたりOFFしたりしなくても良いため撮影を中断せずにオートトラッキングをON/OFFして撮影できて便利ですので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/obsbot-me/obsbot-me-ai-powered-selfie-phone-mount
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