ノートPCの利点は何と言ってもデスクトップPCとは違い、どこにでも持ち歩く事ができるため、どこででも仕事や作業ができる事です。
ただノートPCはデスクトップPCとは違いモニターに位置がテーブル直上にある為、15インチや17インチと大きなモニターを持ったノートPCでも上から見下ろす形となります。
そうすると顔は真っ直ぐ向いて目線だけ落としていても次第に顔を下に向ける様になるだけでなく段々と前のめり、前傾姿勢へとなって行きますのでいわゆる”ねこ背”と言う状態を作り出し、それが原因で肩凝りや腰痛と言ったデスクワークされる方に付きものの症状を誘発してしまいます。
そこでその”ねこ背”を防止するちょっとしたガジェットとして人気なのがスタンドで、今回はそのノートPCスタンドにUSB-Cマルチハブを内蔵したとっても便利な「X-Kit」をご紹介致します。
傾斜角度は4段階
ではまず最初に「X-Kit」のノートPCスタンドとしての機能から見て行きます。
この「X-Kit」はいわゆるクロス・エキスパンドタイプのノートPCスタンドで、大きなプレートが持ち上がって角度がつけられるタイプのノートPCスタンドとは違い、収納する時はクロスバーによって2本の足がピッタリと引っ付き1本のバー状になるため、クロス・エキスパンドタイプのノートPCスタンドは持ち歩く際にスペースを取られないと言うメリットがあります。
またノートPCとの接触面積も少ないため、ノートPCの底面に風がよく当たる事から放熱性が良い事も挙げられます。
そしてこの「X-Kit」の特徴としてはノートPCと接触する部分にはラバーマットが貼られており、スタンドに角度をつけた時にズリ落ちない様になっている他、全面にラバーマットを貼る事でラバーそのものも剥がれ辛くなっています。
そして傾斜角度は15°、25°、30°、33°の4段階で調整する事ができる様になっています。
HDMI 3D出力をサポート
次に「X-Kit」のUSB-Cマルチハブとしての機能を見て行きますが、特にの「X-Kit」の特徴的な所はHDMI出力において3D出力に対応している点です。
PCで3Dフォーマットで記録された映画などを見る場合、専用の3Dメガネをかけ3D再生可能な再生アプリを使って再生すれば3D映画を観る事ができますが、一方で3D再生に対応したテレビでも同じ様にテレビに付属の3Dメガネをかけて3D映画を観る事ができますが、PC本体にそう言ったHDMIで3D信号が出力できる様になっていなければ3Dで見る事はできません。
ですから普通は、PCで3D出力は不要なので通常はHDMI 3D出力機能なんてものは備わっていませんが、この「X-Kit」を使うとテレワークでちょっと時間が出来た時にPCで3D映画を再生してテレビで3Dで見ると言った事も実際に可能です。
スタンダードUSB-Cマルチハブ
そしてUSB-Cマルチハブとしてのその他の機能としては、最大5Gbpsでデータ転送が可能なUSB3.0 Gen1規格対応のUSB-Aコネクタを2ポート、最大104MB/sで読み書きが可能なUHS-I規格に対応したSDカードリーダー、microSDカードリーダーを搭載しています。
ただ最近ではUSB-Cマルチハブの中には10Gbpsで高速データ転送が可能なUSB3.2 Gen2やUHS-II規格に対応し312MB/sでメモリーカードの読み書きが可能なUSB-Cマルチハブも増えつつありますので、そう言う点においてはちょっとスペック的に不満を持たれる方もおられるかもしれません。
ですがノートPCスタンドにUSB-Cマルチハブを組み込む事で持ち歩くデバイスを1個減らす事ができますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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