オリエンテーリング(Orienteering)とはwikiによると”地図とコンパスを用いて、山野に設置されたポイントをスタートから指定された順序で通過し、フィニッシュまでの所要時間を競う野外スポーツの一種”とあり、小学校時分にオリエンテーションと称して、運動公園や街中で班に分かれてやった事があると言う方も多いのではないでしょうか?
ですが実際のオリエンテーリングは平地や緩やかな丘陵ではなく、不整地の森の中で行うもので、当然、切り立った岩場を渡ったり、雨に濡れて滑る急斜面の山肌を移動したりと言った様に足下が不安定な場所を移動する事が多々あります。
そこでオリエンテーリングに求められるシューズは、アウトソール(靴底)が高すぎず固いもの(尖った岩場や凸凹した岩場を移動する事があるので尖ったものが突き抜けない安全さと足下の安定性が求められます)、そして滑りつらいグリップパターン(スパイクの様な地面をガッチリと捉える突起がある等)である事です。
また靴を突き抜けて折れた枝や尖った岩などが刺さらない様に側面の生地が強靱なもの(頑丈なもの)、そしてしっかりと踏ん張れる様に靴の中で足が移動しない、滑らない様に足にピッタリと密着できる構造である事が求めら、今回はこれら欲求を十分に満たしたオリエンテーリングシューズ「Chaser」をご紹介致します。
安定したフィット感を出すクイックレーシングシステム
”クイックレーシングシステム”は従来の紐靴の様に、つま先部分から順番に平麺の様な形状の紐にテンションをかけて引っ張りながら締めて行きますが、クイックレーシングシステムは細いゴムの様な伸縮性を持った紐を使い、紐を引っぱり上げる事で靴全体を迅速に締め上げるシステムで、スノーブーツからスポーツシューズまで最近では幅広く採用されており、この「Chaser」では更に進んだダイヤルを回して締め込む”クイックレーシングシステム”が採用されています。
そしてこの”クイックレーシングシステム”を採用するメリットは靴全体を均一に締め込む事ができる事と、ある程度テンションをかけて締めておけば緩んで来ないと言うメリットがある他、緩んでもこの「Chaser」であればダイヤルを回すだけですぐに締め込めますし、締めすぎて痛いと感じればダイヤルを回して緩めれば靴全体を緩める事ができると言う事です。
これが紐靴ですと紐を一度緩めてからまた紐を引っぱりつつ順番につま先から締めていかなければいけませんが、この「Chaser」だと一瞬で済むので紐が緩んで来て靴の中で足が動くけどまぁいいや、と歩いていて足場の悪い場所で靴の中で足が滑って足を捻挫したりすると言った事を避ける事ができます。
360°のトラクションを提供するスパイク
そして靴底のゴム製のスパイクにおいても、トレイルランニング、上り坂と下り坂のランニングにおいて足場がどの様な状態であってもどの方向に荷重がかかっても踏ん張れる様に特殊な形状をしたゴム製のスタッドが足への負担を最小限にする様に配置されています。
スタッド(鋲)はゴム製なので、雨に濡れて滑りやすい草で覆われた斜面であってもしっかりと足に力を入れて踏ん張れる様になっていますし、アウトソール(靴底)とインソールの間には補強材が入っており、鋭利に尖った岩、折れた枝と言ったものが靴底に刺さっても足を怪我したりしない様に良く考えられています。
唯一のパターンは、おそらく市場で最も注意深く設計されたパターンです。 トレイルランニング、上り坂と下り坂のランニング、サッカーのトラクション、フィールドテスト、オリエンテーリングの経験分析の分野における科学の分析に基づいて、パターンとスタッドは360°のトラクションを提供するように配置および成形されています。 スタッドはまた、足の敏感な部分への圧力を避けるためにスマートに配置されています。
U字状に入った補強材
また補強材はアウトソールとインソールの間だけではありません。
側面も覆う様に靴底宇を中心に「U」字型に補強材が入っており、地面から斜めに飛び出ている枝などを踏んでしまった時に靴の側面やかかと部分から折れた枝が突き抜けて足に刺さって怪我をすると言う事を防止しています。
そして靴のデザインは1パターンのみで色はメタルスタッズバージョンとラバーバージョンと言う2色がラインナップされており、靴のサイズは22.5cm(EU36)〜30.0cm(EU46)とかなり幅広いサイズラインナップが繰り広げられていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/chasershoes/chaser-comfort-is-here
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