最近、ハンディープリンターと言うジャンルのプリンターが続々と製品化されています。
以前のハンディープリンターと言えば従来型のプリンターを小型化して屋外へ持ち出せる様にしたもので、印刷対象は当然のことながら紙です。
ですが現在、新製品が続々と登場しているハンディープリンターは紙以外の素材にも印刷が可能な上に、曲面に印刷したり、横一線ではなく手の動きに合わせて扇状であったり波状にも印刷する事ができ、従来自宅では印刷できなかったものへも印刷する事ができたりする、とても楽しみな製品です。
そして今回紹介する「Selpic P1」もそんなハンディープリンターの1つなのですが、印刷精度が1ケタ上がりとても鮮明に印刷できるプリンターなのです。
600dpiの印刷精度
印刷精度、綺麗さはdpiと言う単位で表され、1000dpiであれば1インチ(2.54cm)あたりに1000個もの点を打つ事ができる、1インチの線を描くのに1000もの点で表現する事になります。
そして今、家電量販店で売れ筋のインクジェットプリンターの解像度は4800dpi程度が一般的ですが、ハンディープリンターの解像度は300dpiが主流です。
この解像度は4800dpiのプリンターの1/16しかありませんからどれくらいの滑らかさ、綺麗さなのかは容易に想像ができると思います。
その点この「Selpic P1」は600dpiと4800dpiの1/8の解像度になりますので、300dpiと比較すると倍の解像度になり、同ジャンルの製品の中では群を抜いた製品と言えます。
豊富なカラーバリエーション
そしてこの「Selpic P1」には他のハンディープリンターでは見られない豊富なカラーバリエーションを持っています。
他の同ジャンルのハンディープリンターも基本的にはインクジェットプリンタです。
ですので本体の大きさも考慮して多色にするには技術的的にも無理があり、基本的には単色インクカートリッジなのですが、色のバリーエションが黒、赤、青と言ったボールペンの配色と同じ様な色しかラインナップされていません。
ですがこの「Selpic P1」では黒、赤、青の他に水色、黄色、マゼンダ、ライトマゼンダ、緑と何と8色も用意されているのです。ただインクは染料インクではないので衣類へプリントした後に洗濯等すると印刷したものは薄くなるかインクが流れて消えてしまうので注意が必要です。
他の製品には見られない印刷バリエーション
そしてこの「Selpic P1」は印刷機能も他の同ジャンルの製品とは違い縦12.7mm×500mmと、何と50cmもの長文を印刷できるのです。
しかもプリントボタンを押して「Selpic P1」を動かし、一度止めて別な場所に移してプリントボタンを押して「Selpic P1」を移動させれば1つの文章やロゴと言ったものを複数行に分けて印刷する事が可能です。
そしてスマートフォンのアプリでは3段に分割する機能がありますし、英語の他にドイツ語、イタリア語、フランス語、韓国語、スペイン語、ロシア語、中国語、アラビア語、そして日本語も使用できますし、スマートフォンの他、PCでもアプリが使えるのが特徴的で、ペン型で重さも92gと軽く扱い易いので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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