100円均一ショップに行けばキッチン用品からバス用品、文具品、日用品、食品と様々なモノが揃っており、もはや身の回りでよく使うガジェットで100円均一ショップに手に入らないものはないと言っても過言ではなく、100円均一ショップにしかない超便利なガジェットもたくさんあります。
ただ100円均一ショップの製品は100円と言う売価に対して原価が設定されていますので、壊れやすいと言う品質面の見劣り感は否めません。
ただ100円ですからまた買い換えれば良いのですが、中には値段は少々高くてもしっかりとした製品、一生使えるものを選ぶ様にしていると言う方もおられるかと思います。
そこで今回は一生使えるノック式!?っぽいボールペン「WYN PEN 1.0」をご紹介致します。
アルミ切り出しボディーで一生涯故障なし
このボールペン「WYN PEN 1.0」の特徴は独特の見た目の形状もそうなのですが、絶対に壊れる事がなく一生使えるボールペンだと言う点です。
では何故壊れないのかと言いますと替え芯を覗くとパーツはたった1つしかなく、しかも1つのアルミの金属の塊をCNCマシンで削り出しているからです。
ボールペンが壊れる原因はノック式でしたらノックする部分の摩耗による故障や、芯を押し戻す為のスプリングの紛失や、経年劣化によるスプリングの硬化と言った所が上げられ、またスクリュー式においても回す行為により金属や樹脂の摩耗による劣化が挙げられます。
ですがこの「WYN PEN 1.0」にはそう言った可動部分は一切なく唯一動くと言えば芯を固定しているアーム部分が動く程度で金属疲労を起こして折れたりする様な頃にはきっと既に天に召されているでしょうから、そう言う点においてこの「WYN PEN 1.0」は一生壊れません。
ではどの様にして芯を出したり引っ込めたりするのかと言いますと、完全にマニュアルです。
「WYN PEN 1.0」には溝が掘られているのですが、そこの部分を見ると本体の1側面の回りが3面に渡って溝が掘られており、アーム状、レバー状になったその部分を押すとほんの少しですが、アーム状の部分が動くのが分かり、そのアームが芯のストッパーとなっています。
まず芯を出す際には指を溝の隙間に当ててアームを引き起こすと、重力によって芯はペン先へと引っ張られて芯がペン先から出て書ける状態となります。
一方引っ込める時はと言うと、出した時と同じ様に指を当ててアームを引き起こし、ペンを持っている反対の手でペン先を押し戻すか、テーブルの上にペン先を押しつけてインクをペンの中に戻し、その状態を保持したままアームに当てた指を離す事でアームの弾性力でインクを押しつけられてインクのペン先を引き込んだまま固定できると言う訳です。
でもよくこんなギミックを考えつきましたよね。
フィッシャースペースペン SPR4F
そしてこの「WYN PEN 1.0」で使われるインクは”フィッシャースペースペン”1択です。
最近では好みの芯が使える様に汎用性を持たせて様々なメーカーの替え芯が使える様になっているボールペンもありますが、この「WYN PEN 1.0」においてはフィッシャースペースペンのみです。
ただこのインクはアメリカのNASAが宇宙空間でも使える様にと依頼されてフィッシャー社が開発したインクで、無重力状態でも書ける様に窒素ガスが封入されインクに圧力をかけていますので、ペンを立てなくても、横にしても上にしてもずっと書き続ける事ができる他マイナス45℃の極寒から200℃の高温下まで書き味が変わらず、水中でも書けてそして滲まないと言う性質を持っています。
バリエーションは5色
そして「WYN PEN 1.0」は形状としては単一のものしかラインナップされていないのですが、色はアルミの無垢の色そのままのシルバーの他、ブラック、ブルー、ライトゴールド、ピンクと5色が用意されており、長さは125mmで重さはインク込みで20gとなっていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/wynlabs/wyn-pen-most-minimalist
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