みなさんは、音楽を聴いていたりゲームをしていたり、YouTubeやTiktokを見ていたりする時に”音がうるさい”と家族や友達から注意されたりする事はよくありますか?
最近は出かける事もなく自宅で過ごす時間が増えて、以前にも増してゲームをプレイしたり動画を見たりする事が多くなっているのではないかと思いますが、各々が自室でプレイしたり見たりしている分には誰にも迷惑をかける事はありませんが、例えばリビングに家族全員が集まっている状態で1人だけ大きなボリュームで音を出すと怒られる事になります。
かと言ってイヤホンやヘッドをつけさせると言うのも耳にはよくなく、イヤホンやヘッドホンを大音量で鳴らす事による難聴の問題も最近よく言われていますし、難聴になると回復はまず見込めずそのままずっと最後まで付き合って行くしかありません。
そこで今回は誰にも迷惑をかけないワイヤレス超音波スピーカー「Noveto Soundbeamer 1.0」をご紹介致します。
超音波スピーカーとは?
超音波スピーカーと言うのは24kHz以上の人間では聞こえない(人の聞こえる音の範囲は20Hz〜20kHz)音波を発する事のできるスピーカーで、音は周波数が高くなればなるほど真っ直ぐに飛ぶと言う性質を持っています。
その超音波が持つ音の直進性を利用して狙った場所、指定した場所にいる人にだけ聞こえる音を再生する事ができるのが超音波スピーカーで、実際には超音波に乗せて私達が聞こえる可聴域の音を混ぜて再生するので私達も超音波スピーカーから出力された音を聞き取る事ができるのですが、実際のところ超音波スピーカーは直径3〜4cmの小さなスピーカーなので超音波スピーカーを開けてみると小さな丸い円筒形のスピーカーがビッシリと並べられたいるのを見て取る事ができます。
顔を認識するスピーカー
そして超音波スピーカーを使う場合は、本当に自分の位置に合わせて、真正面に超音波スピーカーを設置しなおかつスピーカーと自分の顔とが相対する様に設置しなければ、少しズレただけで音は小さくなり聞こえなくなります。
そこでポジショニングがとても重要になるのですが、この「Noveto Soundbeamer 1.0」にはカメラが内蔵されており、何とカメラが顔を認識して音波の照射方向を耳に向けて自動調整してくれる機能を持っているのです。
そのため、内蔵された超音波スピーカーはそれぞれ少しずつ違った方向を向いて、ある程度スピーカーの正面に位置しないと聞こえないと言う制約はあるのものほんの少し移動しただけでは音が聞こえなくなると言う様な事もありません。
ですから隣に座っていたとしても隣の人の耳に聞こえるのは-20dBと、掃除機の音で相手の話している内容が聞こえない状況はハッキリと聞き取れる環境へと変化するくらいの音の格差がありますので、もう同じ部屋にいる家族から音がうるさいと注意される様な事はなくなりますし、ヘッドホンやイヤホンを使いすぎて難聴になる様な事もありません。
3Dサラウンド環境
そしてこの「Noveto Soundbeamer 1.0」で最も驚くべきは超音波スピーカーでは初ではないかと思われますが、3D再生を可能にした事です。
3D再生は音の合成や左右の耳に届くズラしたりする事であたかも立体的に、空間的的にサウンドを聴かせる手法ですが、超指向性のある超音波スピーカーでは例えば部屋の中での音の反射等で立体的に聴かせると言うのはほぼ無理ですし、出来たとしても決まった部屋の決まった位置でしか再現できません。
ですがこの「Noveto Soundbeamer 1.0」では顔認証と言う技術を使い耳の位置を割り出し、イヤホンによる3D再生をシュミレートさせる事で3Dサラウンド再生を可能としていますので、ゲーム等も臨場感溢れる効果音の中でプレイ出来たりしますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/nvt/noveto-soundbeamer-10-invisible-headphones
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