その昔、Panasonicから”無接点充電パッド QE-TM101”と言うQiワイヤレス充電に対応した充電器がありました。
この充電パットの便利な所は、マウスパットの様な広めの台の上、どこに置いてもワイヤレス充電が可能な事と、ワイヤレス充電は1度に1台しか出来ないものの、2つのQiワイヤレス充電に対応したデバイスを置いておいても順番に2台目のQiワイヤレス充電に対応したデバイスを充電できる所です。
これはパットの中に組み込まれた充電用コイルが上下左右に自由に動く様になっているからで、ケースの中に組み込まれた充電コイルは外からは位置が分かりませんから、充電器側が自働で合わせてくれるのは非常に助かりますし、どこに置いても送受電双方のコイルが重なる様に位置合わせをしてくれますので、いつでも最速で充電されると言うメリットがあります。
そして今回紹介するワイヤレス充電器「AimCharge」は無接点充電パッドの様な自働で位置合わせをしてくれるワイヤレス充電器です。
自働位置合わせ機能のメリット
iPhone12はガイドの役目を果たす磁石によって送電用コイルとiPhone12内の受電用コイルがピッタリと合わさり最大15Wで急速充電が行えますが、他のシリーズのiPhoneを含めAndroidスマートフォンはこう言った位置決め機能を持っていない上に、充電器、スマートフォン双方のコイルがどこに内蔵されているのかを把握している方はごくごく僅かです。
そして送受電双方のコイルをいかにピッタリと重ねるかで充電スピードが変わって来るだけでなく、ズレればズレる事で送受電ロスされた電力は熱に変換されて装置を加熱し、熱くなるだけなら良いのですが、装置に使われている半導体等の部品の劣化を加速するだけでなく、スマートフォンであれば熱はバッテリーを劣化させて内容量を減らします。
ですからそう言うデメリットも合わせてコイル同士を合わせると言うのは非常に重要であり、この「AimCharge」の移動式の充電コイルを内蔵し、自働位置合わせ機構を内蔵したワイヤレス充電器はまさに最高の充電器と言えます。
Qiワイヤレス充電に対応したデバイスなら縦横どちらも充電ok
そしてこの移動する充電コイルを持った「AimCharge」は充電コイルを自働移動させて充電させますので、縦置きでも横置きどちら向きでも充電できると言うメリットがあります。
特に横向きはスマートフォンのサイズによっては固定式のコイルですとかなり双方のコイルの位置がズレて充電できない場合もあったり、極端に発熱が多かったりと言う事が起こったりしますが、この「AimCharge」ではそう言う事はありませんし、そもそもコイルの位置は、外側から「AimCharge」の上を動くリング状のLEDが移動して今どの位置にいるのかを教えてくれますので安心です。
そしてスタンド型のワイヤレス充電機では従来はケースの大きさと充電器側のコイルとの位置関係で充電不可能であったAirPodsの様なQiワイヤレス充電可能なワイヤレスイヤホンも充電できると言うのもこの「AimCharge」のメリットでもあります。
充電性能
そして肝心の充電性能ですが、出力20W以上のUSB-C電源と組み合わせる事で、Samusung製スマートフォンで対応製品は15W、iPhoneはiPhone12は12W、iPhone11以前のQiワイヤレス充電に対応したiPhoneは7.5Wでの充電を保証しており、MafSafe対応と謳いながら12Wはおろか7.5Wでもワイヤレス充電できない充電器とは違います。
またケースを取り付けておられる方もケースの厚みが5mm以下であれば問題なくワイヤレス充電できますし、スマートフォンの温度を監視し55℃以上スマートフォン内部の温度が上がらない様にしてバッテリーの劣化を防ぐ機能も見逃せません(ケースを取り付けている場合はケースによって断熱される為に実際のスマートフォン内部の温度はもう少し高くなります)ので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLにてご確認下さい。
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