よく集中する為にと音楽を聴きながら作業をしたりする事がありますが、これって本当に集中できているのかと言えば実際のところ出来ている場合とそうでない場合があるってご存じですか?
自分の好きなアーティストの曲を聴きながらと言う事が集中したい時には多いと思いますが、実際に歌の入った楽曲ってついつい歌詞に集中してしまい手が止まってしまっていると言う事がありますし、また同じアーティストの楽曲でもこの曲はとても集中できている、出来てないと結構その幅は大きいものなのです。
そして集中状態と言うのはすぐに切り替えられるのではなく、一端解放された集中を再び集中状態に戻すには平均して11分かかると言うエビデンスがありますので、1曲あたりの楽曲の長さを5〜6分として1曲毎に集中できる曲とそうではない曲が混じっていれば、結局はずっと集中できていないと言う事になります。
そこで脳波を計測する事で集中状態を把握しコントロールする機能がついたワイヤレスヘッドホン「Enten」を今回はご紹介致します。
イヤーパットに内蔵された左右合計16個の電極
この「Enten」の特徴として脳波を計測する機能を持っています。
脳波と言えば、リラックスしている時はα(アルファ)波が出ていて、イライラしている時はβ(ベータ)派、眠い時はθ(シータ)波が多く出ているなんて事が昔は言われていましたが、現在ではもっと解析が進みα波の中でも9〜11Hzのα2と言うリラックスしている状態で何かに没頭している、つまり集中している時に出る脳波や、α波よりも低い周波数である4〜8Hz帯のθ波が出ている時に記憶を司る脳の中の海馬と言う部分が1番活性化され、集中力や洞察力なども活性化すると言われています。
またこれとは別に最近では30〜50Hzと言うβ波よりも高い周波数のγ(ガンマ)波を検出している時はワーキングメモリなどの脳の高次機能と深く関わっている脳波と言う事が分かっており、シータ、アルファ、ガンマ波をうまくコントロールする事が集中力を上げ、そして持続させる事ができます。
そこでこのワイヤレスヘッドホン「Enten」ではイヤーパット部分に片方8個、合計16個の電極がイヤーパット上に均一に並べられており、ここから得られた脳波の周波数や強さから集中できているのか、そうでないのかを判断する様になっています。
プレイリストを作成
そこでまずこの「Enten」は、プレイリストを作る機能を持っています。
これはただ好きな楽曲をプレイリストに入れると言うだけでなく、実際にその楽曲を聴いた時の脳波の反応によって集中できる楽曲なのかそうでないのかを解析しそれをユーザーにフィードバックする事で、集中できる楽曲だけをリスト化できると言う機能です。
そしてこのプレイリストを聞くとどれくらい集中力がアップするのかと言う事を実際にプレイリストを聴いた時の脳波の状態から数値化すると言う機能も持っています。
集中している状態を邪魔するものは全て排除
そしてこの「Enten」はただ集中させるだけでなく、集中を妨げるものを全て排除する機能も持ち合わせています。
その1つが通知のミュートです。スマートフォンからの通知音がヘッドホンから流れても一切反応せず集中力を持続させて作業や勉強を続行できる方は通知音はそのままですが、ついつい気が反れて集中力を失ってしまうと言う方は自動的にミュートされます。
また周囲の音についても同じです。集中している時は周囲の騒音ってあまり気にならないのもですが、中には音に敏感で自宅の外を行き交う自動車の走行音でさえ集中が切れてしまうと言う方もおられます。
そう言う方には「Enten」に内蔵されたアクティブノイズキャンセラーが働いて外部のノイズをシャットアウトしますし、逆にホワイトノイズ(気にならない程度の雑音)がないと集中できないと言う方にはノイズキャンセラーは行わないと言った感じです。
そしてこれらは全てヘッドホン自らが得た脳波によって判断し、自動操作しますので、ユーザーは「Enten」を身に着けるだけで後は「Enten」に身を任していれば自然と物事に集中して取り組める様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLにてご確認ください。
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