みなさんが使っている鍋やフライパンの底って焦げ付きが残っていたりしませんか?
最近のフライパンはテフロンなどを使った焦げ付き防止加工がされているのは当たり前で鍋やフライパンの内側には焦げ付き跡の様なものは何もなくても、鍋の底や側面を見ると吹きこぼれて焦げ付いた跡が残っていたりする事ってありますよね。
こう言うのってすぐに洗って取ればすぐに取れてしまうものですが、ついつい濾すって洗うのが手間でもうちょっと汚れてから取ろうと思っていると、全く取れなくなったりと言う事がよく起こります。
そこで今回は内側だけでなく外側まで焦げ付かなくしたフライパン「Mello Nonstick Pan」をご紹介致します。
プラズマによるカーボンフュージョンコーティング
フライパンや鍋を焦げ付きにくくするにはフッ素加工などのコーティングを行い、フライパンや鍋表面の目に見えない凹凸をコーティング剤によって覆う事で真っ平ら、つまり鏡の様な状態にする事で食材が付着し辛くします。
ただこのフッ素樹脂によるコーティングは耐熱温度が260℃程度なのでそれ以上加熱すると溶けて蒸発する事から、コーティングされたフライパンや鍋を食材を入れずに空焚きするとコーティングが剥がれると言われる要因です。
またこのフッ素樹脂によるコーティングは硬いもので擦ることでも剥がれますしスポンジ等で濾すっても長年濾すっていると徐々に剥がれて行きますので、使い方によっては半年程度でコーティングが剥がれてフライパンなどは油をタップリと敷かなければ食材がフライパンに引っ付いてしまうと言う状況を生んでしまいます。
そこでこの「Mello Nonstick Pan」ではカーボンフュージョンコーティングと呼ばれる、プラズマ放電により炭素を16600℃近くまで熱してフライパン表面を覆うコーティングを行っています。
このプラズマ放電によるコーティングは、プラズマを照射された素材が電荷を帯びる事で磁石の様にお互いが引き合う事で強固に結びつき、高温高圧をかける事でダイヤモンドにも変化する炭素を鍋表面にコーティングする事で、鍋表面が非常に硬くなります。
それによってスポンジで少々濾すってもコーティングの剥がれないフライパンにこの「Mello Nonstick Pan」はなっていますし、料理の際に金属製の調理器具で鍋底をこすってもコーティングが剥がれないフライパンにもなっています。
しかもこのカーボンフュージョンコーティングはフライパンの内側だけでなく外側にも加工が施されていますので、吹き溢したりしてもフライパンの底はサッと洗うだけで綺麗に汚れは取れますので、内側も外側もいつまで経っても綺麗な状態を保つ事ができるフライパンになります。
カーボンフュージョンコーティングは熱伝導にも作用
またこのカーボンフュージョンコーティングは食材や汚れを付着し辛いするだけではありません。
炭素と言うのはご存じの様に電気や熱をよく通す物質でもあり、この「Mello Nonstick Pan」ではアルミベースのフライパンに対して内側2層、外側3層のカーボンフュージョンコーティングを施す事でフライパンを底に均一に温めて加熱ムラを無くしています。
更にカーボンフュージョンコーティングはガスはもちろんIHでも使えますし、七輪等々を使い炭で加熱した場合も通常ならフライパンの底にススが付着してなかなか真っ黒いススが付着したフライパン底が綺麗にはならないのですが、この「Mello Nonstick Pan」はそう言った場合でもサッと一拭きするだけで綺麗に汚れが落ちますので、焦げ付かないと言うよりは汚れないフライパンと言った方が良いかもしれません。
圧力調理
そしてこの「Mello Nonstick Pan」には自立式の蓋が付属しており、この付属の蓋を使う事で圧力料理を作る事も可能になっています。
但しリアルな圧力鍋の様な高圧をかけられるのではなく、蓋を密閉させる事で外気圧よりも強い圧力を加えられるだけなのですが、ただそれだけでも煮物、蒸し物と言った料理の時短が行えますので便利ですし、炒めた後に煮込むような料理はこの「Mello Nonstick Pan」1つで料理を完結させる事ができますので、洗い物も少なくて済みます。
なおフライパンの大きさは直径29.3cmで、重さは1.25kgで、フライパンのみと、圧力調理可能な蓋付きの2種類のバリエーションがラインアップされていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/298262371/versatile-non-stick-pans-built-to-last
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