よくブルーライトは良くないと言う事は聞きますが、その定義も徐々に変化しつつあるのはご存じでしょうか?
ブルーライトが眼に良くないと言われだした頃はブルーライトの波長は380~500nmなのですが、400nm以下は紫外線となりますので、波長が紫外線に近いと言う事と、赤色の波長に比べて青色の光を同じ明るさで発光させよう、感じさせようとすると何倍ものエネルギーが必要なため、ブルーライトは紫外線同様に眼にダメージを与えるのではないかと言う所から来ています。
ただ最近ではブルーライトが持つエネルギー量よりもブルーライトを浴びる事によるサーカディアンリズム(体内時計)への影響の方が大きいと考えられいます。
これは朝日に多く含まれる青色の波長を人間が浴びる事でメラトニンと言う睡眠誘導物質(ホルモン)の分泌が脳内で抑制されるだけでなく、それによって体内時計がリセットされるのですが、夜も強いブルーライトを浴びる事で体内時計は変な時間にリセットされ体内時計そのものが常に狂った状態になる事によって心身に不調をきたす事の方が現在では問題視されています。
そこで長時間モニターを見続けるゲーマーの方の為のブルーライトカット眼鏡「VIZOR ™️」を今回はご紹介致します。
液晶モニター用にキャリブレーションされたブルーライトカット・レンズ
ブルーライトをカットすると言う事は青色が全く認識できなくなると言う事になり、例えば白い色は黄色に見えたりしますし、青色のものは薄いグレー色に見えます。
その事により例えばフィールド・オブジェクト・敵と言ったものが青色をベースに描かれており認識し辛くなるとゲームプレイに大きく影響して来ます。
そこでこの「VIZOR ™️」では単純に380~500nmの波長をカットするのではなく、液晶モニターから放出させるブルーライトは450nmを頂点として、そこから山なり減衰して行きますので、450nmを中心に410〜490nmのブルーライトをカットする様にフィルターを作り、全体的に平均すると40%のブルーライトをカットする様に作られています。
またそうする事で液晶モニターに描画される青色を出来るだけ認識できる様にし、ゲームプレイに影響が出ない様に考えられています。
チタン+カーボンで19g
そして「VIZOR ™️」はフレームはカーボン、テンプル(つば)の部分はチタン合金が使用されています。
レンズ以外のパーツをカーボンファイバーにすればもっと軽量化できますが、あえてテンプルをチタン合金にしたと言うのは長時間のゲームプレイにおいて普段眼鏡を愛用されていない方への慣れない負担や、激しく動く事により眼鏡のズレなどを考慮する事で、チタン合金の方がテンプルの締め付け感、ホールド感等がベストと判断されたものだと思われます。
またカーボン+チタンにする事で眼鏡を普段から使われて来ない方がよくやる眼鏡を置いておいて足やお尻で踏んでしまったなどのアクシデントがあったとしても安心です。
バリエーションは非常に多彩
また「VIZOR ™️」はチタン+カーボンフレームに加え、安価なスタンダードバージョンではチタンの代わりにステンレス鋼が使われたバージョンも用意されています。
またストレッチゴールが設定されており、第1段階のストレッチゴールを達成すれば四角いレンズ”The Blade”が選択可能になり、その次のストレッチゴールでは”The Stealth X”と言うフレームが選択可能になります。
そして最後のストレッチゴールを達成すると”The Volt”と言う左右のレンズが繋がったまるでゴーグルの様な形状のものまで選択可能になり、その数は最終的には20種類近くにもなりますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/blux-vizor/vizor-envision-your-game
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