モバイルバッテリーを選ぶ際にバッテリー容量も非常に重要なのですが、それと同じくらい重要なのが合計出力電力が何ワット(W)であるかです。
と言いますのも、一度に何台も充電する場合(スマートフォン1台しか持っておらず、1台充電できれば良いと言う方は別ですが)、この合計出力電力が少ないと急速充電が可能なのに出来ない、出来ていないと言う事になりかねないからです。
例えば1ポートあたり最大18W出力できるUSB(QuickCharge, iSmart, PowerIQと言った充電規格に対応している事も重要)ポートを3ポート備えたモバイルバッテリーやUSB電源があったとして合計出力電力が30Wだとすると、1ポートが18W出力をして急速充電してしまうと残りの2ポートで12Wを分けなければならず、平等に分けたとして6W×2となる事から、残りの2ポートに接続したスマートフォンやタブレット等は普通充電しかできない事になるからです。
ですからそう言う事を踏まえて今回は実用性十分なモバイルバッテリー「SuperCharger 2.0」をご紹介致します。
最大出力約80W
ではさっそくこの「SuperCharger 2.0」の充電性能を見て行きましょう。
この「SuperCharger 2.0」にはUSB−C PD(Power Deliver)×1、USB 3.0(QuickCharge3.0)×1、USB2.0×1の合計3ポートを備え、USB-Cは最大45W、USB3.0とUSB2.0はそれぞれ最大18W出力が可能で、例えば上記の様にMacBook ProとiPad Pro、iPhoneを同時に充電する場合、それぞれのデバイスのバッテリー残量によっても影響されるのですが、それぞれのデバイスが最大出力で急速充電されるのではなく最大出力電力の範囲内で分け合って充電する事になります。
またバッテリー容量は10,000mAhとiPhoneXSなら約2.5回充電できるバッテリー容量を持っているので、スマートフォンだけの充電であれば十分すぎるスペックです。
コンセントからダイレクトに充電
次にこの「SuperCharger 2.0」で見過ごせないのがコンセントから直接充電できるダイレクト充電機能です。
ダイレクト充電が行える事でUSB電源を別途持ち歩かなくても済みますから荷物が減りとても便利ですし、コンセントはMacBook Pro等に付属している純正の電源アダプタの様にコンセント部分が取り外せ、どの国に行っても大丈夫な様にその国々に応じたコンセントアダプタが標準で付属していますので、海外旅行や海外出張が多い方でも安心です。
また1ポートしか備えていないUSB-Cポートは充電ポートも兼用しており、こちらからの充電は最大18Wでの充電になります。
カードリーダー
そしてこの「SuperCharger 2.0」にはSDカードスロット(最大2TByte)が備えられており、パソコンを充電しながらSDカードに保存された画像や動画ファイルに対して読み書きする事ができる他、USBポートに差し込んだUSBメモリに対しても同じ事が行えます。
更にそれはスマートフォンやタッブレットに対しても同じで、メディアプレイヤー系やファイル管理系のアプリケーションをインストールしておく事で充電しながらSDカードやUSBメモリに保存してある動画ファイルの再生や、スマートフォンに保存してあるファイルのバックアップ等も行う事もできる様になっていますので、旅行等に持って行かれるとメモリ不足の解消の他、荷物の軽減にも繋がりますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご確認下さい。
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