キャッシュレス決済の広がりと共に数枚のカードを所持していれば日々の支払いには困らないと言う状況が出来上がりつつあります。
そうした時、従来の様な大型の財布はもう必要なく、どちらかと言うと小さなカードケースの方が小さなポーチにも入れやすいですし、男性でしたらポケットに入れて出かける事が出来ます。
そこでいざカードケースを見にショップに行くと、コンパクトで軽くものの殆どが布製か金属製なのに気付かされて、タキシードとまでは行かないものの男性であればネクタイを締めて行く様な場所や、女性であればちょっとしたドレスを着ていなかければならない様なフォーマルな場所へ携帯して行くには不釣り合いなものばかりです。
そこで今回はフォーマルな場所で取り出しても恥ずかしくないトスカーナレザーを使用した超薄型カードケース「0.7 Wallet」をご紹介致します。
トスカーナレザーを使用
トスカーナレザーと言うのは、イタリアのトスカーナ地方で育てられた牛から取った本革の事で、特別にブランドがある訳ではありません。
ただ革製品の加工品では有名なイタリアで作られていると言う事なのですが、トスカーナ地方では、革を取るだけの為に牛が殺されるのではなく、生態系が保たれる様に生態系のバランスが崩れない程度に牛は殺処分されていますので生産量もまちまちです。
そんな貴重なトスカーナレザーを天然の植物ベースのタンニンを使用する事で、革の本来持つ味を出しています。
またリアルに本革を使っていますので手入れは必須で、革クリーナー、コンディショナーを定期的に塗って手入れしておけばン十年も経過すれば革が本来持つ味を出して来てくれます。
但し、本革ですから手入れの他に扱い方にも注意が必要で、水で濡れたり、コインや鍵で擦れると革が傷付きますので注意が必要となります。
0.7mm厚の秘密
そしてこの「0.7 Wallet」は商品名にも0.7と言う文字が入っている事からも分かる通り、革の厚み、財布の壁の厚みが0.7mmしかありません。
しかし革は非常に柔らかいものですで、通常は芯を入れ、芯を革で覆った土台と言うか生地を作った後にカットし、財布を針と糸とで生地を縫い合わせ行きますと結構な厚みにどうしてもなって行ってしまい、本格的な本革を使ったカードケースが現在までないのはそう言う理由による所もあります。
そこで薄さと形を保つ為にこの「0.7 Wallet」では1枚の革から切り出す事で縫わない様にしていますし、更に折り重なる部分は入れ子構造にしてベロの部分を差し込んで固定される様にしている他、RFID電波をブロックする為の樹脂カードを柱代わりに使う事で形を保つ様になっています。
ICカード2枚を使い分け
そしてRFID電波(ICカードの情報を抜くだけの通信電波)ブロック用のカードが2枚入っている事でカードケース両サイドのポケットにそれぞれSuicaとPasomoと言った様にICカードを2枚入れて別々に利用すると言った使い方ができるのがこの「0.7 Wallet」の便利な所でもあります。
定期を2枚使っていて、ケースから出さなくても一緒に入れておけば改札が自動判断して通してくれたら良いのになと思われる方は多いと思いますが、この「0.7 Wallet」はひっくり返して利用するICカードを下にして改札にかざさなければならないと言う手間はあるもののカードケースから出さずにICカードを2枚利用できると言うのは便利です。
また収納力ですが、カードは全部で10枚、中央のポケットに入れるカードの束に関してはプルタブで引っ張り出せる様になっていますし、お札も数枚であれば折って入れる事ができます。
またカラーラインアップですが、チャコール・ブラック、ブリティッシュ・タン、サドル・ブラウン、ロイヤル・ブルー、ダークピン・グリーン、ムーンロック・グレイの6色ですが、この他にオプションになりますが英数字8文字までのゴールドネームプリントサービスなどもありプレゼントとして利用するのも良いかもしれませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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