痛いのって嫌ですよね。
暑い寒いと言った感覚はまだ我慢しようと思えば我慢できますが、痛いと言う感覚だけは何としてでも取ろう、取って欲しいと思うのが普通です。
そこで世の中には様々なガジェットがたくさんあり、何を選べば自分自身に合っているのか?効果的なのか分からないと言う方も多いと思いますが、基本的に筋肉から感じる痛み(=動かすと、動くと痛い)は血液循環が悪化しており、それ以上血液循環が悪化すると血液が流れなくなる事によって身体の組織が影響を受けると言った場合に血管が痛点、痛感神経を刺激する物質を分泌して痛みを感じ取ります。
ですから叩いたり揉んだり擦ったり、温めたりと言った血液循環を促進する様な事を行い私たちは痛みを軽減しようと努力するのですが、痛みが低減したからと言ってそれが正しいのか、または永続的に痛みを低減する事に繋がっているのかは素人では判断する事はできません。
そこで今回は様々なデータや臨床に基づいて作られたマッサージボール「MyoStorm」をご紹介致します。
振動と熱
まずこの「MyoStorm」は振動と熱を身体に与える事で疼痛緩和を行います。
その中でこの「MyoStorm」が重要視しているのが振動周波数です。
やみくもに早い振動を筋肉に与えても早い振動は表層の筋肉にしかその振動は届きませんし、逆に、ゆっくりとした振動は深層部分の筋肉を振動させる事はできても表層部分の筋肉は振動させる事はできず、こわばった筋肉は思う様に解れません。
そこでこの「MyoStorm」では既に発表されているジャーナルから50〜100Hzと言う周波数を選び筋肉に振動を与える事でわずか30秒で筋肉のこわばりを約50%低減すると言うエビデンスを残しています。
つまり筋肉のこわばりが低減すれば筋肉の収縮も緩和され筋肉内の血管の圧迫も緩和される事から自然と血液循環が回復し、そしてそれが更に筋肉の緊張を緩和すると言う良い循環を作りそれに比例して最終的には疼痛は薄れて行きます。
またこの「MyoStorm」は振動だけでなく発熱し、ボールを当てている部分を温める事で血液循環を促すと言う振動と熱と言う2つのファクターによってより効果的に筋肉の回復を促進します。
ゲートコントロール理論
次にみなさんは”ゲートコントロール理論”と言う言葉を聞かれた事はありますでしょうか?
ゲートコントロール理論とは痛みを脳へと伝える痛覚神経の途中には門(ゲート)があり、痛みの伝わり方をコントロールしていると言う疼痛理論です。
刺激を伝える神経には、痛覚を伝える細い神経繊維と、触覚による圧力などを伝える太い神経繊維があるとされており、複数の刺激が同時発生するとこのゲートは、太い神経からのシグナルを優先し脳へと伝達し、細い神経からのシグナルはゲートにてカットすると言った働きを利用する事で痛みの信号を和らげる理論です。
つまりこの「MyoStorm」では皮膚に「MyoStorm」を押しつける事で、ボールと言うピンポイントの強い圧力を皮膚に加える事でこのゲートコントロール理論を利用し、痛みを和らげると言う効果をもたらしているのです。
リカバリーガジェット
そしてこの直径9cmのボールには手の届き辛い場所、ボールのまま押し当てたら痛い場所に使うのに便利なリカバリーガジェットと呼んでいるガジェットがいくつか用意されており、その1つがストレッチストラップです。
このストラップの中央にはボールを納める事ができる網があり、「MyoStorm」を入れて患部に当てがいストラップを両手で持ち引っ張って、手の届き辛い場所を程良い圧力で刺激して疼痛を緩和する事ができます。
また”3-IN-1 ROLLER”は「MyoStorm」を納める事ができる円筒形ローラーで、某メーカーの振動ローラーと同様の効果があります。
このローラーを使うメリットは手の届き辛い背中やハムストリングなど、押しつけたくても自身の手を使ってでは無理な場所で、かと言って床の上に置いたボールの上に寝転がったのでは痛すぎて乗れないと言った様な場合にローラーですとピンポイントではなく面で圧力を分散しますので圧力を加えた時の疼痛が軽減するだけでなく一度に広範囲に振動を伝えると言う2つの効果があります。
またこの他に専用のマットなどもありますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/meteormini/the-meteor-mini-by-myostorm-vibration-heat-massage
この記事へのコメントはありません。