光学機械式キーによってゲーミングキーボードの様なキー感覚を出す事ができた「Vissles LP85」

CherryMXキーによって切り開かれたゲーミングキーボードの世界においてCherryMXキーの規格を押しのけて新たな規格で出るのは難しく、サードパーティー製のゲーミングキーにおいてもキー高17.9mmを基準にキーは設計されています。
中にはGateronのロープロファイルキーの様に11.7mmと高さを35%低くしたキーは出て来ているものの、接点2mm前後、ストローク4mm前後のスペックを満たすにはこれ以上の低床化は難しくそれがキーボードをコンパクトに出来ない一因となっています。

そこで今回はキーを独自開発する事でキーボード厚12mmを達成したゲーミングキーボード「Vissles LP85」をご紹介致します。


CherryMX Low-Profile 赤軸ライクなキー


今回紹介するゲーミングキーボードには独自開発のキーが使用されているのですが、そのキーの仕様は接点(プレトラベル)1.2mm、ストローク(トータルトラベル)2.5mm、押込圧は50cNで、CherryMX Low-Profile赤軸の接点1.2mm±0.3mm、ストローク3.2mm±0.25mm、押込圧45cN ±15cNと非常に似たスペックになっています。

そしてこのキースペックの中で1番重要なのがストロークで、現在主流の薄型キーボードはキーボードの薄さのおかげでこのキーストロークがほぼなく、キーの打撃時の衝撃が指から腕へと返って来る事で腕への疲労が蓄積しやすくなります。
また薄型キーボードの多くはラバードーム(シリコンキャップ)の弾性によってキーが押し戻される為にキーが戻るスピードが遅く、スピードを要求されるゲーミングキーには向いていません。

 

そこでそのストロークとスピードと言う2つの難問を解決する為に光学式のメカニカルキーボード(パンタグラフ構造とバネを利用)を作る事で0.2msと言う超ハイスピード応答を実現しており、0.7mmのストローク差が気になる所ですが、余程バンバンとキーを叩き付ける様な方でない限り満足行くキーボードになっているのではないでしょうか?


Macユーザーにもう1つの選択肢



そしてこのゲーミングキーボード「Vissles LP85」の売りは、Macユーザーにもう1つの選択肢を与える事です。
MacBook Proのキーストロークは1.5mmしかなく不評で、その為に外付けのMagic Keyboardを使っておられる方も少なくありません。
そこでこの「Vissles LP85」と”Magic Keyboard”とを比較すると外観サイズはほぼ同じ、厚みはこの「Vissles LP85」の方が12mmと3mm厚いのですが、同じキーストローク2.5mmとはいえシリコンキャップな為キーの戻りは遅いので、もっとタイプの早いキーボードが欲しいと言う方にはまさに”Magic Keyboard”の代替として使うには十分なキーボードです。

また接続は有線の場合はUSB-Cですし、Bluetoothでも3台ペアリングしておく事ができますし、キーボードレイアウトはMac用かWindows用の2種類で交換用のキーキャップは付属しませんのでWindowsでMacレイアウトを使う場合は注意が必要ですが、AndroidやLinux、iOSでももちろん利用できます。


画面に合わせて点灯するバックライト


またこのゲーミングキーボード「Vissles LP85」にはRGBバックライトが各キーには内蔵されており、27種類の点灯モードが用意されているのですが、その中でもゲームの状況に合わせてキーボードのバックライトの光り方をシンクロさせたり、深夜の静けさを反映させたりと言ったちょっと変わった点灯のさせ方ができる様になっているのも面白い点ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/vissles/vissles-lp85ultra-thin-75-optical-mechanical-keyboard

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