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焦点距離18〜36mm、6段階に絞りを変える事ができる究極のピンホールレンズ「Pinhole Pro Max」

みなさんはピンホールレンズはご存じでしょうか?
ピンホールレンズは言うなれば江戸時代から明治時代の写真の様な写真を現在のデジタル一眼レフでも撮影できる様にするレンズで、今のレンズは何枚ものレンズを組み合わせる事で、自分が見ている風景をそのまま以上に綺麗に記録する事ができるレンズなのに対してピンホールレンズはそう言ったレンズは一切なく、ただ小さな穴を通して差し込んで来た風景を記録するだけで、ピントはごくごく一部にしか合っておらず、それがかえってボケボケ気味の写真になる事から、それが味を出していて好きと言う方もおられます。

そこで今回は、焦点距離が変えられるだけでなく、何と絞りを変えられるピンホールレンズ「Pinhole Pro Max」をご紹介致します。


絞りを6段階に調整

一般的にレンズの絞りが変えられますよ、と言われた所で”それが何?”となる様にレンズの絞り、明るさは変えられるのが当然の事なのですが、ことピンホールレンズはレンズの中央に小さな穴が空いているに過ぎません。
しかもその穴の径(大きさ)と言うのは1mmや2mmと言ったオーダーではなく0.2mmや大きくて0.5mmと言った大きさなので、一般的な絞り羽根ではこう言った穴を作り出す事は不可能なのでピンホールレンズの絞りは板に開けられた穴の大きさで決定されるだけでなく穴の径が狭ければ狭いほど、その穴を通って差し込んで来る光の量は少なりボケ感は増すのですが、常に同じ様なテイストの写真になってしまうのが惜しいところなのです。

そこで今回紹介している「Pinhole Pro Max」は、穴径を0.15, 0.2, 0.25, 0.3, 0.35, 0.5とレンズのダイヤルを回す事で変える事ができますので、写真の明るさであるとかボケ感と言ったものも変える事ができるだけでなく、言うなれば6本のピンホールレンズがこの1本に凝縮されている様なものなのでお得でもあります。


焦点距離18〜36mm


そしてこの「Pinhole Pro Max」では”Pinhole Pro X”で実現した18〜36mmのズーム機能も搭載しており、まさに最強のピンホールレンズと言えます。
焦点距離を変えられる事で、同じ人物や風景を撮影するとしたとしても多彩な表現が可能になって来ますし、ピンホールレンズ独特の味わいであるとか表現力を使いノスタルジックな雰囲気の作品にも仕上げる事ができたりと、非常に表現力の高いレンズとなっています。


カメラを選ばない豊富なレンズマウント


また使用可能なカメラにおいてもこのレンズはほぼメジャーなデジタル一眼レフや、ミラーレスカメラをサポートしており、レンズマウントで言えばCanonのEF/RF、NikonのF/Z、SonyのA/Eマウントの他、Fuji X、Micro 4/3(MTF),Pentax Kマウントをサポートしています。

またフィルター径は62.2mmで、様々な表現のできるフィルターと組み合わせて使う事で普通のレンズとの組み合わせで撮影するのとは違う表現を行う事もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/bozzou/pinholepro-max-worlds-most-advanced-pinhole-lens

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