夏場にヘッドボンやカナル型のイヤホンを使っていると何が嫌かって言うと、ヘッドホンは耳全体が密閉され耳全体が蒸れますし、耳栓と同じ様に耳の中に差し込むタイプのカナル型のイヤホンは耳の穴の中が密閉されて蒸れる事です。
ただ蒸れるだけなら我慢すれば良いのですが、蒸れると同時に細菌等が繁殖し、外耳炎などの症状を起こされるのが1番の気がかりです。
ですが周囲のノイズを気にせずに大好きな楽曲に集中しようと思えばインナーイヤー型の耳に引っ掛けるタイプのイヤホンでは通気性は保てますが密閉性がないのでノイズキャンセリングを搭載していてもある程度ノイズは耳の中に入ってきますし、そもそもオーバーヘッド型のイヤホンには代わりがありませんが、今回紹介する「Neckphone TRi」なら夏の耳の蒸れから解消してくれるかもしれませんよ。
耳を塞がないネックバンドスピーカーに
今回紹介するヘッドホンの最も特徴的な所は、ハウジングやシェルなどと呼ばれている耳に当てるスピーカー部分が可動式になっており90°回転する様になっている事です。
これによってヘッドホンを首にかけたりした際に喉元にあるハウジング部分が下を向く際に邪魔になったり、下を向いた時に喉を圧迫したりと言う事がないだけでなく、何とネックバンドスピーカーとしてこの「Neckphone TRi」は機能します。
その為にイヤパット内のスピーカーとは別にハウジング部分にもう1つスピーカー、左右合わせて合計4つのスピーカーを内蔵しています。
そしてネックバンドスピーカーモードにした際には4つのスピーカーをうまく使う事で自分の耳にはよくヘッドホンから再生された音は聞こえますが、その音が周囲に漏れて周囲の人に迷惑をかけたりする様な事がない様に設計されています。
またネックバンド型で使う事で夏場など、イヤパット内で汗をかいて気持ち悪くなる様な季節では、ネックバンド型で使う事で蒸れずに済みますし、集中したい時などは室内だとヘッドホンにしてかければカナル型イヤホンよりもヘッドホンは密閉性が高くより集中する事ができます。
誰にも迷惑をかけなければスピーカーにも
そして「Neckphone TRi」にはもう1つ、スピーカー再生モードを備えています。
これはイヤーパット内のスピーカーと、サイド部分のスピーカー合計4つを使う事でより大きな音でサウンドの再生が可能なので、誰もいない場所であれば好きなアーティストの楽曲を人目を気にせず楽しむ事ができますし、耳や首もフリーに出来ますので、同じ楽曲を聴いていても非常に楽です。
Active Noise Cancelling Plus 2
また元々、音の遮蔽製の高いヘッドボンにおいては、この「Neckphone TRi」では”Active Noise Cancelling Plus 2”と言う独自のマイクを6つ使ったノイズキャンセリング技術を持っています。
元々遮音性の高いオーバーヘッド型のヘッドホンですが、ヘッドホンのハウジングに内蔵された片側3つ、合計6つのマイクよって人混みの中や電車の中と言った周囲のノイズが常に大きい場所でも静かな環境が作り出せます。
またネックバンドスピーカーモードにしても、周囲のノイズを消すサウンドを楽曲と一緒に再生事で、本来なら周囲のノイズが大きいとついついボリュームを大きくしたりして音漏れで周囲の方から注意を受けたりしますが、この「Neckphone TRi」ではそう言う事がありませんので、雑踏の中でも「Neckphone TRi」から再生される楽曲に集中する事ができます。
なお再生時間としてはヘッドホンとして使う場合は最大再生時間は26時間で、ネックバンドスピーカーやスピーカーモードにした場合の最大再生時間は10時間となりますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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