MacBook Pro付属の電源アダプタは以前としてズッシリと重く大きいのですが、GaN(窒化ガリウム)と言うパワー半導体の登場で、サードパーティーからリリースされるUSB-C電源はパワフルなのに小型化が非常に進んでおり、60WクラスのUSB-C電源であれば昔のiPadの充電器とほぼ変わらない大きさのもあったりします。
しかも軽量なのでバッグの中に入れておいても邪魔にもならず、持ち歩くにはとっても便利になっています。
そんな小型軽量かつパワフルに最大85Wと言うパワフルな出力性能を持つUSB-C PD3.0(Power Deliver 3.0)対応の電源アダプタ「Nucleus Powerhub」を今回はご紹介致します。
超小型USB-Cマルチハブ
USB-Cをインタフェースに採用した薄型PC等は、USB-AポートやHDMIポート、SDカード、microSDカードリーダーと言った、外物と接続したり外部からデータを取り込む様な従来のPCなら普通に装備していたポートを備えなくなっており、それはMacBook ProやMacBook Airでは当たり前の様になっています。
そこで必要となるのがUSB-Cマルチハブと呼ばれる外部インタフェースをたくさん装備したハブなのですが、この「Nucleus Powerhub」はそのハブを標準で装備しているだけでなく脱着可能としています。
つまり、ハブが必要ない時は充電器として使用でき、ハブが必要な時は「Nucleus Powerhub」差して使え、持ち運ぶ時も「Nucleus Powerhub」に差して持ち歩けばコンパクトですし、出っ張ったUSB-Cコネクタを何かに引っ掛けて折ったりと言う心配もありません。
また持ち歩かない方は、この「Nucleus Powerhub」はコネクタ直差し型の充電器なので、自宅やオフィスではモニターを接続しっぱなし、プリンターを繋げっぱなしにしておけば、すぐにこれら外部機器を使用する事ができる上にデスクの上がゴチャゴチャとケーブルや装置やらで占領されませんので、狭いデスクでも作業スペースを広く取れると言うメリットもあります。
そしてこの「Nucleus Powerhub」にはThunderbolt3に対応したUSB-Cを1ポート備え、このUSB-CはUSB-C PD3.0及びQuickCharge4.0の急速充電規格を同時にサポートしています。
またこの他にUSB-Aポートを2ポート備えているのですが、どちらもUSB3.0規格で最大出力は12W(5V/2.4A)で、この他に4k@60Hz出力が可能なHDMIポート、SD、microSDカードリーダー(最大読み込みスピード480Mb/s)を備えています。
3台同時充電器にもなる
そしてこの「Nucleus Powerhub」にはUSB-C出力は1ポートしかありません。
ですから1台のPCやスマートフォンやタブレット等を本当は充電する事ができないのですが、USB-Cマルチハブを接続する事でUSB-C×1 + USB-A×2と言う3ポートの充電ポートを備えた充電器に早変わりしますし、PCは持っていなくてもiPad ProやUSB-Cポートを備えたAndroid端末でデジカメのメモリーカードを取り込むと言った用途や、USB端子しか持たないプリンターに接続して印刷すると言った用途にも使えます。
ユニバーサルプラグが付属
そしてこの「Nucleus Powerhub」には標準で私達が日頃使っているUSプラグが内蔵していますので、そのままコンセントに差し込んで使用できるのですが、海外へ行くとコンセントの形状が変わって来ますので、そのままでは使えません。
そこでこの「Nucleus Powerhub」では世界中で使われているコンセント規格に合うアダプターが3種類付属していますので、どの国に行っても充電に困る事はありません。
また充電ケーブルや、これら付属物を一緒に収納しておく事ができるポーチがセットになったバリエーションも用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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