今回紹介するLEDライト「X-0 Knight kit」を作ったメーカー”WUBEN”によると、LEDライトは明るさと大きさが比例関係にあり、明るいものは大きく、そして小さくて携帯性に優れたものは暗いか、照射時間が短いかのどちらかで、コンパクトで明るく、そして携帯性に優れたLEDライトと言うものは皆無に近いとの事です。
確かに手元にあるいくつかのLEDライトを見ても、明るいLEDライトは大きいですし、キーホルダーにつけられる様なLEDライトは砲弾型のLEDが1発ないし、チップ型の高輝度のLEDが入っているだけなので、あまり明るくないかそこそこ明るい程度で、明るいと確かにすぐに切れ(LEDが消え)ますが、今回紹介する「X-0 Knight kit」はかなり違います。
手の中に収まるサイズなのに最大輝度1100ルーメン
今回紹介するLEDライト「X-0 Knight kit」は28×24.5×57mmと言う、使い捨てライターを2本重ねた様なコンパクトさながら、最大輝度は1100ルーメンと、同じサイズのLEDライトと比較すれば5倍〜10倍明るいLEDライトです。
ただ、さすがに交換可能な18650バッテリーを内蔵していますが、最大点灯時間は約1分と予想通り、超短いのですが、このサイズで1100ルーメンで光らせることができる方が驚異的です。
と言いますのもLEDと言うのは点灯させると光と同時に熱も発生させ、明るければ明るいほど発生する熱量も大きくなります。
またLEDは半導体と同じで熱に弱く、高温に連続して曝されるとそれだけ寿命が短くなりますのでいかに熱を効率良く逃がすのかと言う放熱設計が重要になって来るのですが、その点においては熱伝導性の高いアルミ合金や、チタン合金を削り切り出したケースを使う事でLEDから発生した熱をLEDのケースそのものが大気に放出する様になっていまので安心です。
明るさと点灯時間の相関関係
次に気になるLEDライトの性能として1番重要な明るさと、連続点灯時間の相関関係ですが、明るさはMaximum(1,100ルーメン)→High(250ルーメン)→Medium(150ルーメン)→Low(50ルーメン)→Monnlight(1ルーメン)の4段階でこの他に1000ルーメンでのストロボ点滅と50ルーメンでSOSモールス信号を光で送ると言うモードがあります。
そして連続点灯時間はMaximum(1分)→High(2.5時間)→Medium(15時間)→Low(40時間)→Monnlight(130時間)と、18650バッテリーを1本使っていての明るさと点灯時間ですから、まずまず効率良く点灯制御できていると言えます。
携帯性、照射性に優れたフック
また「X-0 Knight kit」にはフックが設けられており、パンツのベルトや、ポケット、バッグのベルトなどに引っ掛けた状態で携帯できる他、ボタンや胸ポケットのついたシャツであれば、ポケットや胸元に差し込んだ様な状態での携帯が可能です。
また引っ掛けたままでの点灯なども行えますので、ハンズフリーでLEDライトを照らす事ができると言う事は両手をフリーに使えるので作業する際にも便利です。
そしてまた、「X-0 Knight kit」の底部の18650バッテリーホルダーを覆う蓋は磁石になっている為、金属に吸着させた状態でも作業できる他、IP68防水で水中に落としたり、水中に落としたものを探すために水の中で照らすと言った事もできるLED懐中電灯ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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