フィラメントと言う樹脂素材を溶かしながら重ねて3D造形を行うFDM方式の3Dプリンターにおける失敗の原因で割れたりヒビが入ったり、亀裂が入ったりすることです。
これは樹脂を一度溶かし重ねて盛って行く過程で、硬化スピードにムラで出る事で起こる事が多く、これは印刷スピードやフィラメントの射出量、フィラメントの品質(空気中の水分をどれくらい吸い込んでいるのか)と言ったものが大きく関係して来ます。
この失敗を防止するにはフィラメントの射出量を多くする、印刷スピードを遅くする、3Dプリンター庫内の温度をオープン式のものは囲う等して一定にする、冷却ファンを止める等色々と対策はあるのですが、こう言った対策はある程度経験を積まないとなかなか対処できるものではありません。
そこで、これから3Dプリントを始めようと言う方が安心して使える「Odin Smart 3D Printer」をご紹介致します。
60Wのハイパワーヒーターで300mm/sのスピードを実現
では造形中に造形物に亀裂が入ったりヒビが入ったり割れたりしない様にするにはどうすれば良いのか?それは造形スピードを上げ、フィラメントが硬化する前に新しいフィラメントを硬化スピードに合わせて盛って行く事です。
ただそれは造形スピードを早めるだけでは無理で、造形スピードを上げると言う事はそのスピードに合わせてフィラメントを溶かして射出して行かなくてはいけませんが、ヘッドに取り付けるヒーターのパワーによってはフィラメントを溶かすスピードが追いつかず規定量以下のフィラメントしか射出できないか溶けずに出て来ないと言った事が起こり得ます。
そこで「Odin Smart 3D Printer」では一般的な同サイズの3Dプリンターよりもパワーのある60Wのヒーターを搭載する事で、300mm/sの超ハイスピードでフィラメントを射出しても造形の失敗がない様に設計されています。
また造形サイズも最大235mm×235mm×250mmと1/10サイズのフィギュアも造形できるボリュームを持っていますので、実用面でも十分ですし、ノズルは最大260℃まで可能なので使用できるフィラメントもABS/PLA/PLA+/TPU/PETGと豊富です。
タイムラプス撮影
そしてこの「Odin Smart 3D Printer」には造形中の状況をタイムラプス動画として保存できる機能を標準で備えており、その動画は造形後に3DプリンターからスマートフォンへダウンロードしてすぐにSNSに投稿できる様になっています。
またカメラで捉えた造形中の様子はスマートフォンでいつでもチェックできる他、造形終了やフィラメント切れ等はスマートフォンに通知される様になっています。
収納に便利な折り畳み式
また3Dプリンターでいつも躊躇するのがプリンターの大きさです。
特に3Dプリンターは高さもあるので、縦横だけでなく高さの事も考えて収納場所を探さなくてはいけませんし、プリントする際もフィラメントを巻いたドラムをどこに置くのか、換気をどうするのかと言った事を総合的に考えなくてはいけません。
そう言った点においてこの「Odin Smart 3D Printer」は組立式で折り畳めば土台の厚み+αの大きさしかなく、オール金属フレームなので狂ったりする事もない上、デスクの隙間やクローゼットの隙間に立てて収納する事もできますし、プリントする際も4本のネジで2分程度でタワーを立てて固定するだけですぐにプリントができるなど使い勝手が良いのも特徴ですので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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