クーラーボックスはハードとソフトの2種類に分かれ、ハードクーラーボックスは発泡ウレタンを断熱材として使用している為保冷力が高いのですが、保冷力が高くなればなるほど発泡ウレタンの層が厚くなりますので、重くなるだけでなく、発泡ウレタンの厚みの分だけ内容量が減ると言うデメリットがあります。
一方でソフトクーラーボックスはクーラーバックですが、軽くて持ち運びし易く、使い終わればコンパクトに折り畳んで収納しておく事ができますが、デメリットとして保冷力が弱事が欠点です。
そこで今回はハードクーラーボックス的な面とソフトクーラーボックス的な面の2つを持つ新しいタイプのクーラーボックス「FOAM」をご紹介致します。
エバフォームって!?
このクーラーボックスにはおそらく素材名としては聞き慣れないエバフォームと言う素材が使われており、エバフォームが使われて身近な製品としてみなさんがあぁそれに使われている素材ね、と納得できるのがクロックスのサンダルです。
実はこのエバフォーム、クロックスのサンダルに使われている通り、軽量で頑丈な素材と言う事は履かれていてみなさんが、感じ取られておられる事と思いますが、実は断熱性にも優れており、家の断熱材やクッションフロアの素材としても使われていますし、ジョイントマットやバスマットなどの素材としても使われており、今回紹介する「FOAM」はそのエバフォームでクーラーボックスを作り上げました。
最大72時間の断熱性
では実際、どれくらいの断熱性があるのかと言えば、出し入れの回数、蓋の開閉回数や周囲の気温によっても大きく左右されますが、例えば夏のビーチサイドで置いておくなら保冷時間は12時間程度、この秋に涼しい高原にピクニックに食材を入れて行くのであれば最大72時間の保冷効果があります。
また大きさは30.4cm×30.4cm×30.4cmで、350mL缶で30本もの缶を収納できるだけでなく、これだけの内容量があっても重さはたったの1.81kgと非常に軽量に作られています。
シートベルト素材のストラップで肩への食い込み軽減
そしてまた、350mL缶を30本も収納すればその重さは保冷用の氷を抜いたとしてもその重さは10kg近く、クーラーボックスの重さも合わせると12kg近くにもなりかなりの重量になりますし、これを普通のベルトで肩にかけたのでは肩に食い込んで痛いのは当然です。
ただそれが分かっているからなのかこの「FOAM」ではシートベルトにも使われている幅広のベルト素材を使う事で肩への食い込みの低減と、うまくテコの原理を利用して脱着できる蓋をうまくベルトで固定できる様に工夫されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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