まだまだ寒い日が続いていますが、みなさんはヒーター入りのジャケットや、ヒーター入りのパンツ、ヒーター入りのグローブ手袋がある事はご存じですか?
夏の空調服は一般のアパレルショップや大手のアパレルメーカーなどからも販売されており、元々は屋外で仕事をされる方の為の熱中症対策の衣服として作られましたが、今ではオシャレなスポーツウェアタイプの様なものまであります。
一方、ヒーターを内蔵した衣服は、種類はまだまだ少ないもののジャケット・パンツ・グローブと必要なものは既に揃っており、ウインタースポーツをされたり、寒い場所で作業されたりされる方の大きな力となっています。
そこで今回はヒーターの入った手袋「HCK5R」をご紹介するのですが、今回紹介する手袋は即温性があるだけでなく、洗濯ももちろん大丈夫です。
Graphenecore™による遠赤外線効果
今回紹介するヒーターグローブ「HCK5R」には”Graphencore”と言う素材が使われています。
グラフェンと言うのは炭素原子から人工的に合成された素材で、電気を良く通すだけでなく、電気を通すと発熱すると言う性質を合わせ持っており、最近では衣服の生地としてグラフェンシートを使う事で保温性が高いだけでなく通電する事で加熱できるヒータージャケットの様な素材にも使われています。
またこのグラフェンは炭素から作られていますので金属で作られた電熱線の様に錆びたりすると言った事がありませんので、普通の衣類と同じ様に洗濯する事ができると言うメリットがあり、もちろん洗濯した事で発火すると言う様な事も起こりません。
更にグラフェンは同じ炭素の固まりである炭と同じ様に発熱すると遠赤外線を放出すると言う性質も合わせ持っている事から、コタツの様に瞬時に暖めてくれますし、冷え切った手を芯からも暖めてくれます。
連続使用時間は最大6.5時間
次にこう言ったバッテリーで動作する装置において最も気になる連続動作時間ですが、最も設定温度の低いブルーモード(25℃〜35℃)で最大6.5時間、グリーンモード(35℃〜45℃)で最大駆動時間は3.5時間で、最も暖かいレッドモード(45℃〜55℃)で連続使用時間は2.5時間となっています。
またバッテリーは手首に設けられたポケットに収納する様になっていますので、衣服本体に入れたモバイルバッテリーから給電する方式ではありませんので手袋は多少重くなりますが脱着は非常にし易くなっています。
手が動かしやすい
そしてもう1つこの「HCK5R」の特徴として手や指が動かしやすい事が挙げられます。
と言うのもヒーター内蔵のグローブですので、ヒーターを使う事を前提に設計されていますので、保温のための断熱材をそんなに多くは入れていません。
ですから結果的に生地を薄くする事ができおり、一般的な防寒用のグローブとは違い指が使いやすくなっており、字などもグローブを外さなくても書く事ができる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/arxtecdesign/hck5r-all-season-graphene-heated-gloves
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