10年以上前からポータブルな冷凍・冷蔵が行えるクーラーボックスは存在していましたが、その当時はペルチェ素子と言う熱伝導半導体を使って冷却していましたので、クーラーボックスが冷えるまでに半日から1日かかるだけでなく、カセットボンベで動くものはありましたが、基本的にはコンセントやシガープラグ等の電源が必要でしたので、電源が確保できる場所でしか使用できませんでした。
ですが今ではバッテリーで動くだけでなくLG電子の小型で構成のなコンプレッサーのおかげで冷蔵だけでなく−20℃で冷凍できる様なポータブルクーラーもあり、今回紹介する「Anker EverFrost Powered Cooler」は冷凍も冷蔵も可能なバッテリー駆動のポータブルクーラーになります。
バッテリーメーカーならではの高性能・大容量バッテリー
今回紹介するポータブルクーラー「Anker EverFrost Powered Cooler」は、あのポータブルバッテリーメーカーとしてはとても有名なAnkerが製品化する電動クーラーボックスで、バッテリーメーカーだけあり、バッテリー容量は299Whで4℃の冷蔵モードであれば最大42時間の連続保冷が可能なバッテリーを搭載しています。
またこのバッテリーは脱着できますので、もし予備バッテリーを1本用意しておけば、ほぼ無敵ですし、12W出力のUSB-Aポートを2ポートとUSB-C PD60W出力のUSB-Cポートを1ポート備えていますので、USB充電のデバイスの充電も可能です。
更に最大出力100WのAnker 625 Solar Panelなどのソーラーパネルをバッテリーにダイレクトに接続して充電できると言うのもバッテリーメーカーならではの発想で、これなら日当たりの良い場所でバッテリーだけをソーラー充電する事ができます。
また災害時などにこう言った冷却機能がついたクーラーボックスを用意しておくと食材を腐らせずに済みますし、ソーラーパネルがあれば電気がなかなか復旧してなくても何とかなりますし、バッテリーだけ持ってどこかで充電できれば最低限、食材を保冷するには困りません。
わずか30分で0℃にまで冷却
次にこの「Anker EverFrost Powered Cooler」は急冷なのも見逃せません。
このポータブルクーラーに何も食材を入れない状態で外気温25℃から0℃冷却するのに必要な時間はわずか30分と非常に短いのが特徴です。
これなら急にキャンプに行こうとなった時に、自宅からスーパーへ行き、スーパーで買い出しをしている最中で冷却でき食材を腐らさずにキャンプ場まで運ぶ事ができますし、何より氷で冷やすクーラーボックスとは違い、氷の分の食材を詰める事ができますので、より多くの食材やドリンクを入れて運ぶ事ができますし、移動時の重量も軽減されるので女性でも引いて難なく移動する事ができます。
更に53Lの1番容量の大きいクーラーボックスは内部が2つの部屋に分かれており、それぞれの部屋ごとに温度設定が可能で、片方は冷凍、片方は冷蔵と使い分ける事ができます。
ラインアップは3機種
そして「Anker EverFrost Powered Cooler」は内容量33Lの”Anker EverFrost Powered Cooler 30”、内容量43Lの”Anker EverFrost Powered Cooler 40”、内容量53Lの”Anker EverFrost Powered Cooler 50”の3つの機種がラインアップされています。
これら3つの機種は同じバッテリー、同じコンプレッサーを使っており冷却性能的には全く同じで、53Lのものはボックスが内部で2つの部屋へ分かれていると言う違いがあるだけで、引っ張って移動する際のハンドルがまな板として使えたり、栓抜きを装備したりと、そう言った所も共通して同じですので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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