キーボードって昔はグレー、ブラック、ホワイト、なんてカラーバリエーションしかなく、グレー一色の住基と一体化して華やかさとは一切無縁と言った感じでしたが、最近はオシャレなもの、かわいいものも増えており、キートップにプリントされた文字なども丸文字を使ったものがあったりと非常にバリエーションも増えています。
そこで今回は、ちょっと変わっていますがレゴと融合するメカニカルキーボード「Pixel Keyboard」をご紹介致します。
レゴブロックベースの外装ケース
今回紹介するキーボード「Pixel Keyboard」はケースがよく見慣れたブロックタイルが敷き詰められた外装ケースになっているのですが、このケース実はリアルにレゴブロックを置く事が出来る様になっているのです。
つまりレゴブロックを使って模様を描いたり飾ったりする事ができるので、子どもさんが小さい時に使っていたレゴがもし残っていたなら、そのレゴを使ってデコレーションをして楽しむ事ができますし、定期的にレゴを組み替えれば、退屈なPC作業にもちょっとした癒やしを与えてくれます。
そして何とキーボードの裏もレゴベースになっており使用中は見る事は出来ませんがキャンバスが大きいため絵などもレゴを使って自由に描けますし、キーボードに傾斜をつける足などもレゴを使って足を作るって言うのも何かちょとワクワク感のある所でもあります。
更に何とキートップもクリアのカバーを取ればレゴベースとなっていますので、キーボードを打つには邪魔ですが、キートップにキャラクターを配置したりしてキーボードを飾り付けしたりして楽しく事も出来ます。
更に紹介し忘れてはいけないのは、ワイヤレスドンクルやこのキーボードに付属しているUSB-Cケーブルの端子までレゴになっている事で、レゴファンにとっては絶対に欠かせないガジェットになっています。
キーのカシャカシャ音を楽しめるガスケットマウントを使った本格派のキーボード
次にこれだけ遊び心満載ですとどう見ても子どもさんが使うキーボードっぽく見え、キーボードとしての性能は今ひとつかなと思ってしまう所ですが、実はそこも本格的で、最近増えて来たキーのカシャカシャ音を純粋に楽しめる様に、基板やケースが接触する際に発する音や、キーから発せられたカシャカシャ音がキーボード内で反響する事で生み出されるノイズなどを除去し、純粋にキーボードが奏でるカシャカシャ音だけを楽しめるガスケット(吸音材)が何と12種類も使われています。
この12種類は非常に多く、静音キーボードを謳うキーボードでも基板を挟む2枚のガスケットと、キーを叩く衝撃音を吸収するベースのガスケットとキーを囲むガスケット、そしてキーボードケースの隙間を埋めるガスケットの5〜6枚しか使われていませんので、この12枚がいかに静かなキーボードなのかを物語っています。
更にキーは標準ではゲーミングキーとしても有名になったKailhキーの中からPixel L、Pixel T、Box White、Yellow Pro、Silver Proの5種類から選択できますが、これらキーもCherryMX互換なので他メーカーのお気に入りのCherryMX互換キーももちろん使用可能です。
更にBluetoothでも同時ペアリング台数も6台と非常に多く、有線と2.4Gの無線ドンクルを合わせれば合計8台のデバイスを切り替えて接続する能力も持っています。
キーマップも自由にカスタマイズ
そしてキーボードのキーマップなども専用のKBToolと言うアプリを使えば自由にカスタマイズする事が出来ますし、ショートカット等も全てのキーに割り当てる事ができます。
更にキーマップは4種類まで記憶でき、ファンクションキーで瞬時に切り替える事ができるため、よく使うアプリ毎にキーマップをカスタマイズして覚えさせておき切り替えて使うと便利です。
またキーボードのデザインなどは、www.geekmade.comなどのサイトを使って予めデザインする事で、作ったキーボードデザインを記憶しておく事ができるほか、友人達とシェアする事もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/mojo68/pixel-worlds-first-brick-compatible-mechanical-keyboard
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