みなさんは何か集めておられたりしますか?
完結する様なコレクションであれば良いのですが、次から次へと増えて行く様なコレクションですと、このサイズで大丈夫かな?と思って買ったコレクションケースがいっぱいになり、新たに買い増すか、それともコレクションの統一感重視なのであれば買い直すかの2択になりますし、ただの樹脂製の透明なケースなら安価でありますが、そこそこデザインの凝ったコレクションケースとなるとそれにかかる費用もバカにはなりません。
そこで今回は自宅に3Dプリンターがあったり、3Dプリンターがいつでも使える状況にある方に「Modular Display Case」をご紹介致します。
STLデータを配布
今回紹介する「Modular Display Case」に含まれるのはコレクションケースを作る為の3DデータのSTLファイルで現物は一切手元に届きませんので必ず3Dプリンターが必要になって来ます。
また送られて来たデータは自分で手を加えて販売できる他、このデータを使って3Dプリントしたケースを販売すると言った商用目的の利用も認めていますので、フリマアプリなどで販売すれば最初に投資した分は取り返せると言うのがこの「Modular Display Case」の魅力的な所です。
また永年ライセンスなため、ライセンスの更新と言った様なものもなく1度ファイルを受け取ればずっと利用し続けられます。またもし、3Dプリンターを所持していない方はオンラインで造形を請け負う会社もありますし、この機会に3Dプリンターを購入してみると言う手もあります。
どの様な3Dプリンターでも造形可能
次にこのコレクションケース用のデータ「Modular Display Case」は、フレームを1回で造形するのではなく、細かく分けて造形し結合して行くため、あまりに造形ボリュームが小さな3Dプリンターでは造形できませんが、一般的な縦横高さ200mm程度のボリュームがあれば造形して行く事ができます。
そしてFDM 3Dプリンターで作ったフレームは強度的には射出成型したものよりは落ちるため、ジョイント部分は金属製のネジとナットで固定するなど、大切なフィギュアを安全にディスプレイする事についてもよく考えられています。
更にこの「Modular Display Case」が魅力的なのはフレームパーツを継ぎ足して行けばケースを大きくできる所で、特にコレクションが増え続けていて困っていると言う方にはピッタリですし、ケースのサイズのバリエーションも縦長のケースであったり横長のケースであったり奥行きのあるケースであったり様々なケースのバリエーションが用意されているのも魅力的なポイントです。
透明な蓋は手作業カット
またコレクションケースには中のコレクションを見る事ができる様にガラスや透明なアクリル板が使われていますが、3Dプリンターでは残念ながら透明なフィラメントはありませんので、これだけは手作業でカットしはめ込む必要があります。
但しどれくらいの大きさにアクリル板をカットすれば良いかなどはチュートリアルビデオに収録されていますので、そこは大丈夫です。また、LEDをケース何に仕込んだりと言ったDIYもちゃんと説明用のビデオが用意されていたり、他にも拡張メニューが用意されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/fantasydesigns/modular-display-case-3d-printable
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