最近のレーザー彫刻機は、3D CADソフトやIllustrator等のベクタ系の描画ソフト等が使えなくても拾って来た画像ファイルやペイント系ソフトで描いた絵などを読み込ませるだけで自動的にデータを変換しレーザー彫刻を行いますので、3Dプリンターやレーザー彫刻機を触った事がない使った事がない方でも簡単にレーザー彫刻機が使える様になっています。
ただネットから拾って来たデータを細かく修正しようと思えばスマートフォンよりも、PCでペンタブやマウスを使って修正した方が細かくデータの修正を行う事ができますので、データを自分なりに加工したいと言う方はPCがあった方がよりベターです。
そこで今回は、何と編集機能を持ったPCが付属するレーザー彫刻機「Mr Carve C2S」をご紹介致します。
ガチに編集できるPCが付属
今回紹介するレーザー彫刻機「Mr Carve C2S」は、普通レーザー彫刻機はPCやスマートフォン、タブレット等を有線やWiFiで接続するか加工ファイルデータをUSBメモリーやSDカード等に書き込み、彫刻機本体に差し込みデータを選んで彫刻を行うと言う方法を取るのが一般的です。
ただデータを細かく編集しようと思うとスマートフォンやタブレット等では指での操作になりますので、ポインターの移動なども細かく動かませんので、スタイラスペンやペンタブと言ったものが必要になって来ます。一方でPCでデータ加工する際にはマウスでも十分に細かくデータを修正する事が出来ますし、他の入力デバイスを使っても同じ様に細かく修正できますのでPCを持っておられない方にとってはこの「Mr Carve C2S」はデータ編集用の専用アプリが入ったPCが付属しており、ワイヤレスキーボードとマウスを接続するだけでこの「Mr Carve C2S」でデータの編集が行えるので便利ですし、この「Mr Carve C2S」丸ごとを持って行けばどこででもデータを編集し、レーザー彫刻が行えます。
ただiPhoneやAndroidスマートフォンで編集する方が慣れているので、そちらで編集加工がやりたいと言う方はもちろん、スマートフォンを使ってデータを作ると言う事も出来ます。
20Wレーザーモジュールによって金属素材にも彫りの深いレーザー彫刻が可能
次にこのレーザー彫刻機「Mr Carve C2S」はデータの編集が可能なPCが付属しているだけでなく、加工精度が高いのも魅力的な点です。
加工範囲は最大150mm×150mmですが、加工精度は0.001mm=1μmですから髪の毛の太さが0.05mm〜0.08mmですから真上の毛の1/50の細さの線を描く事ができますので、大きな画像を縮小してレーザー加工したとしても線が重なったりぼやけたりする事なく、細かくそのまま元データを忠実に彫刻する事ができます。
更に金属であっても20Wレーザーは0.3mmまで彫り込む事ができますので、より細かくハッキリと彫刻物を綺麗に仕上げる事ができるのです。
またレーザー彫刻スピードは最大15,000mm/sですので細かな図柄のレーザー彫刻も素早く彫刻する事ができます。
様々な場所やモノにレーザー彫刻を施せる豊富なオプション
そしてこのレーザー彫刻機「Mr Carve C2S」には様々なオプションが用意されており、その中の1つ”DESKTOP & HANDHELD 2-IN-1”と言うアダプターを使う事で例えば壁に取り付けられたスイッチの表面にスイッチの種類を直接レーザー彫刻する事ができたり、自転車のフレームなどに名前を入れたり、と言った様な大きなもの、動かせないものにレーザー彫刻を施す際に便利なものがラインアップされています。
更に”Rotary Axis”はモノを挟んで回す為のオプションで、例えば指輪を挟み指輪の内側に名前やメッセージを入れたりと言った書こうを施す事ができます。
またRotary Rollerは円筒形のものを転がしながらレーザー彫刻できるため、瓶のボトルや保温ボトルなどにネームやメッセージやイラストなどを描く事ができるオプションなどもラインアップされていますので、詳細を含めて下記URLにてご確認ください。
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