みなさんは楽器を演奏してみたいと思った事はありますか?
音楽って人を魅了する力がありますし、楽器を演奏する事が出来れば魅せる側になれると言う事ですから、魅力的ですよね。
ただ楽器って小さい頃から弾いていれば、暫く弾いていなくて大人になってから弾いてみたいと思って弾いてもある程度弾いていれば昔の感覚を取り戻してまた弾く事ができる様になりますが、全く楽器を弾いた事がない方が大人になってから練習すると言うのは非常に大変です。
そこで今回は、簡単に弾けるだけでなく、弾いていると自然と曲になっており、なおかつキーボードだけでなくギターの様に持って弾く事もできるマルチサウンドメーカー「Chorda」をご紹介致します。
キーボードの様にも、ギターの様にも
今回紹介するマルチサウンドメーカー「Chorda」は、楽器で言えばシンセサイザーです。
ですから当然、音源を変えるだけでピアノにもなればドラムにもなりますし、弦楽器に管楽器など様々なサウンドを鳴らす事ができますし、効果音なども出す事ができますし、スピーカーも内蔵している事から他にアンプやスピーカーがなくともこの「Chorda」1つあればギターの様にどこででも持って行き演奏して周囲の方を楽しませる事ができます。
ただこの「Chorda」が他の同様のキーボードと大きく違うのは、テーブルの上に置けば従来のキーボードと同じ様に鍵盤を押さえて弾く事ができますし、両手で「Chorda」を持って胸の前にかかげればギターの様にも弾く事ができますし、「Chorda」の両端にベルトを取り付ける為の金具があるので、ベルトを取付首からぶら下げれば、「Chorda」を持つ両手を自由に動かせますので、指を巧みに動かして演奏する事も出来ます。
更には「Chorda」の片方を肩に置き、「Chorda」の鍵盤を指でこすればバイオリンの様に弾く事ができるなど、非常に多彩な弾き方が出来るのがこの「Chorda」の特徴です。
MPE(MIDI Polyphonic Expression)対応
次にこの「Chorda」には各キー、各鍵盤1つ1つに12もの静電容量センサーが内蔵されています。つまりキーボードのどの位置を押さえるかによって反応するセンサーが変わりますので、言うなれば1つのキーで12もの違った音を出す事も可能ですが実際にはキーの上で指を滑らせる様に移動させる事でピッチ(音高)を変える事ができる様になっています。
これによって例えばギター音源を選択しこの「Chorda」を使って演奏した場合、ビブラートを効かせる事ができるのです。それに伴いMIDI楽器としても使用できるこの「Chorda」は、MPEにも対応しており、従来のMIDI規格ですとピッチヘッドを設定すると複数のノートをおさえてコントロールする場合にはAの音もBの音も同時に同じピッチヘッドが適用されていましたが、MPEでは全く別なピッチヘッドがそれぞれに適用されますので、楽器によっては従来のMIDI楽器では出来なかった生の楽器に近いサウンドを奏でる事ができるのです。
作曲機能
そしてこのシンセサイザーと言うかマルチサウンドメーカーにはこの他にサンプリング機能を搭載しており、自然の音、合成的に作り再生した音、人の声などをサンプリングし、その音を使ってサウンドを奏でると言った機能がありますし、「Chorda」そのものにも6軸センサーが内蔵されており「Chorda」を動かす事でビブラートやエフェクトをかけたりする事も可能です。
更にこの「Chorda」にはMIDI録音機能のがあるのですが、パート事に録音し、最後に全てのパートを重ねて演奏すると言った機能まで備えており、PCがなくてもこの「Chorda」1台あれば作曲までこなしてしまうなど、まだまだ紹介出来ていない機能はたくさんありますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/artiphon/chorda-a-musical-instrument-for-everyday-life
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