”30° Ruler”はアルミ製の定規なのですが、立体的な定規で目盛の部分に30°の角度がつけられている事で、手元からちょっと離れていても正確に目盛が読めたり、正確な長さの線を引いたりする事ができるのが”30° Ruler”です。
目盛に角度が付けられた定規には45°や60°の正三角形になった定規があったりするのですが、あまり角度が付けられていると今度は逆に目盛を向こう側にして反対側から読んだりする際にとても読み辛いと言うか60°もついていると読めなかったりしますので、この30°と言うのは丁度目盛がどちらからでも読みやすく、線が引きやすいのです。
そんな目盛の読みやすい”30° Ruler”が更に目盛が読みやすくなった「New 30° Ruler」を今回はご紹介致します。
最小単位も目盛をプリント
以前の”30° Ruler”ではセンチ目盛は5mmごと、インチ目盛は1/8インチ単位でしか目盛が打たれていませんでした。
私達は基本的にはセンチを使いたいていの定規では1mm単位で目盛はついているものの、表示はセンチ単位でしか表示されていませんので、何センチ何ミリと言う線を引いたり、長さを計測する時には目盛のついた所からミリの目盛の数を数える手間が必要でした。
ですがこの「New 30° Ruler」では1ミリ単位で数値がプリントされている為にスッと一発で長さを読む事ができるのですから便利ですよね。
またインチに関しては1/8インチは3.175になりますので、ミリを使う私達でもこの目盛間隔は長すぎると言うのはよく分かります。そこで「New 30° Ruler」では1/16インチ単位、つまりセンチで言うと1.5875ミリ毎に目盛が打ってあり精度的には以前のルーラーの倍になりましたのでより正確に長さを計測する事が可能ですし、こちらも1/16インチ単位で数値がプリントされていて読むのに便利です。
つかみやすいルーラー
そして”30° Ruler”をご存じない方に”30° Ruler”の文字が読みやすいと言う特徴とは別の掴みやすく拾い上げ易いと言う特徴をご紹介致します。
普通の定規は置いた場所が紙の上ではなく机の上や、とてもフラットな面の上ですと、ツメで引っ掛けて拾い上げようとしてもなかなか拾い上げる事はできませんよね。
これは定規と机等の接触面の間に空気がない事で、一種の真空状態となっておりなかなか剥がす事ができないのです。
紙でもザラ半紙や新聞紙の様な表面の粗いものですと空気も入りやすくスッとつかみ上げる事ができるのですが、光沢紙の様な表面が綺麗に仕上げてあり凹凸のない様な紙ですと机と同じ様に紙が定規にひっついて引き上げる事ができませんが、この”30° Ruler”は扇形の様な形になっており、目盛のない膨らんだ方は軽く曲線を描いており、そちら側から指を差し込むと定規が浮く様になっておりとても扱い易くなっています。
サイズは3種類
そして「New 30° Ruler」でもセンチで言うと15cm、20cm、30cmの3種類が用意されており片面はセンチ、反対面はインチで目盛が印刷されており、インチで図面を引いたりインチ規格のネジなどのサイズを計測には便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/orangeredlife/the-new-30-ruler-one-ruler-to-rule-them-all
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