こう言った時期は芝生が伸びるのも早く放置しておくと見る見る間に足の踝ほどの高さにまで伸びて来ますので芝刈りも大変ですが、そんな芝刈りを楽にしてくれる芝刈りロボットも増えて来ており、家の中を掃除するロボット掃除機と同じ様に芝刈りも自動化できる時代となっています。
更に昔のロボット掃除機は壁に当たると向きを変えて走行し、また壁や障害物に当たると向きを変えて走行し、バッテリーが切れそうになるまで走り回って掃除していますが、今のロボット掃除機も、ロボット芝刈り機もセンサーを使って、庭をマッピングし位置制御を精密に行う事で一度芝を刈った場所は通らずに効率良く芝刈りを行う様にと変化して来ています。
そこで今回はRTK-GPSによってセンチ単位の位置制御が出来るだけでなく、LiDARセンサーによって上手に障害物を避けながら芝刈りをする芝刈りロボット「Kowoll Kolmower M28E」をご紹介致します。
RTK-GPSと3D LiDAR SLAMで刈り残し無くスムーズに芝刈り
今回紹介するロボット芝刈り機「Kowoll Kolmower M28E」には”RTK-GPS”と”3D LiDAR SLAM”と言う2つの技術が使われています。
このうち”RTK(Real Time Kinematic)-GPS”は言うなればGPS衛星を自宅の庭にもう1つ置いている様なもので、通常GPS衛星を使った位置測定ではメートル単位での誤差が出ますが、RTK-GPSでは、自前のRTK-GPSがGPS衛星からの電波を精密に分析し補正の位置情報を送る事でセンチ単位での位置計測が可能となっています。
これは曇っていても同じで、曇っているとGPSからの電波が雲で減衰して測位衛星の数が減る事で位置精度が落ちるのですが、RTK-GPSはそう言った影響を受けないのが1番の魅力的なポイントでもあります。
そしてこの「Kowoll Kolmower M28E」ではRTK-GPS用のアンテナは充電ドッグに装備されているのですが、充電ドッグからアンテナを外し、ポールに乗せ替えて使用すると言った事も出来ますで、庭が広すぎて電波が届かないと言った様な場合は分離して自立させて遠くまで電波が届く様に設置するのがオススメです。
更に”3D LiDAR SLAM”はLiDARセンサーと言うレーザーを使った距離計によって、周囲に存在するモノまでの距離を計測しそれをSLAM技術によって3Dマッピング化する事で目前にある障害物を避けて移動できるだけでなく、障害物を避けた後にまた数センチ単位の誤差で元のルートに戻って芝を刈って行きますので、本当に芝の刈りむらと言った様なものがありませんし、もちろん障害物で立ち往生すると言った事もありませんし、一度マッピングすれば庭の地図はメモリー上に記憶されていますので2回目からは予めルーティングを行ってから芝刈りを行いますので非常に効率的に芝を短時間で刈ってくれます。
センサー保護機能
次にこの芝刈りロボット「Kowoll Kolmower M28E」には、他の同等性能の機能を持つ芝刈りロボットにはないセンサーを収納する機能を備えています。
一般的に芝刈りロボットにはLiDARセンサーや超音波センサー、カメラなどが使われて進行ルート上にある障害物を見つけて回避する様にプログラムされているのですが、雨に降られてこららセンサーのレンズが汚れてしまうと誤差や御認識と言ったモノが出て来ますので、雨上がりには綺麗に拭き上げておかないと障害物に乗り上げて立ち往生したりと言った事故が起こったりしますが、この「Kowoll Kolmower M28E」においては充電ドッグに戻るとすぐさまLiDARセンサーをボディーの中に収納し、センサーが汚れたりしない様な配慮がなされています。
特許を取得したブロッキング防止ブレード・ディスク
そして肝心の芝刈りに関してもこの「Kowoll Kolmower M28E」には数々の工夫が盛り込まれています。
例えば芝刈り用のカッターディスクの刃は30〜85mmまでアプリで任意の高さに変える事ができますし、場所によって変える事も可能です。
更にカッターはナイロンワイヤーではなく金属製のディスクブレードを使っていますので、小石などが当たると刃が欠けたりするのですが、それを防止する為に小石などが刃の隙間に入り込んだりしたりはせず、でも芝はしっかりと1回通過すると綺麗にカットできるブロッキング防止ブレード ディスク構造となっています。
また地面に凹凸がある様な場合、山になった場所ではどうしてもカッターの刃が近くなり周囲よりも芝が短めにカットされてしまいますが、この「Kowoll Kolmower M28E」ではカッターの刃がある場所と地面との距離を一定に保つ機能があり、地面に起伏に応じてカッターもリンクして上下する様になっており、綺麗に一定の高さでカットできる様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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