みなさんは冬場など寒い時期に熱々のドリンクを入れたマグを手に持って、火傷しそうになったなんて言う経験はありませんか?
実際に沸騰したお湯をマグに入れても熱がマグの外側や持ち手に伝わるまでには4〜5分は必要としますのでそれまでにある程度温度は下がっていますので、実際には火傷する様な温度ではないのですが、45℃以上になると人間は熱いと感じるため、熱く感じます。
ただ容器が熱いからと容器が冷めるのを待っていると今度はせっかく淹れた熱々のドリンクまでもが冷めてしまい、せっかく熱々のドリンクが飲みたかったのに少し冷めたものを飲まなくてはいけません。
そこで今回は、持っても熱く感じないマグ「ONU」をご紹介致します。
2層構造になったマグ
今回紹介するマグ「ONU」は、みなさんがよく持ち歩いている保温ボトルと同じ様に2層構造になっているのが大きな特徴になります。
2層構造の保温ボトルは言うなれば大小大きさの違う容器を作り、口の部分で2つの容器を接続する事で外側の容器と内側の容器との間に空間を作るだけでなく、その空間の中の空気を抜いて真空にする事で内側の容器から外側の容器へと熱が伝わらない様にする事で、ボトル内のドリンクの温度を保つ事が出来る様になっています。
そしてこのマグについても同じ様に、陶器なので2つの容器の間の空気を抜いて真空にすると言うのは出来ませんが、空気そのものの熱伝導率は非常に低く、この狭い空間に存在する空気では対流も起こらないため内側の容器は沸騰したお湯を入れて60〜70℃近くまで加熱されていたとしても、外側の容器の表面温度は40℃近くまでにしか上がりませんので、マグを持った手が火傷しそうなほど熱く感じる様な事もありません。
また逆に双方の容器で熱が伝わらない事で、一般的なマグですと沸騰したお湯を入れたとしても3分以内には70℃近くにまでドリンクの温度は下がりますが、このマグですと70℃以下になるには約10分はかかりますので3倍は一般的なマグよりも長く温かい飲み物を楽しむ事ができます。
陶器だから金属臭が苦手な方にも最適
次にこのマグ「ONU」は陶器です。
一般的な保温マグと言えば金属製のものが殆どで、この「ONU」と同じ陶器であるとかガラス製の保温マグと言うのは非常に数が少なく選択肢が殆どありませんので、そう言った意味でもこの「ONU」は非常に貴重で、金属臭が苦手なんだけれども、保温マグが欲しいと思っておられる方にはまさにピッタリな組み合わせと言えます。
しかもこのマグ「ONU」には内容量180mLのショートと、350mLの大容量のトールの2つがラインアップされているため、緑茶はショートで、コーヒーや紅茶はトールでと使い分けられる様になっていますし、夏は冷たいドリンクに使えば容器が結露しませんので、マグを置いた周辺に水たまりが出来てしまう様な事もない上に氷の溶けるスピードも遅くかなり長い時間、冷たいままのドリンクを楽しむ事ができると言うのも保温マグのメリットです。
食洗機での洗浄が可能
そして一般的に2層構造の保温ボトルにしてもマグにしても食洗機では洗えません。中には洗えるものもあり、そう言った保温ボトルやマグには食洗機での洗浄が可能と言った意味合いの表示がなされています。
特に今では食洗機を使うのが当たり前の様になっており、マグだけを別に洗うと言うのは面倒なので、この陶器製のマグ「ONU」を含めて食洗機で洗えると言うのは非常に助かりますし便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/onuberlin/onu-the-most-comfortable-handle-less-mug
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