今現在、スマートフォンを充電するケーブルとしてiPhoneやiPadにはLightningケーブル、Android端末にはmicroUSBとUSB-Cと言う2種類のケーブルが使われています。
そしてその3種類のコネクタを全て備えた充電ケーブルが売られているのですが、このケーブル、携帯するのにとっても不便なのです。
と言いますのも、1本の充電ケーブルの先(Lightning,microUSB,USB-C)を分岐させているので、ケーブルのまとまりが悪い上に嵩張ったり、バッグの中に入れているとどれかの分岐されたケーブルが何かに引っ掛かって知らない間にケーブルが切れていたりするのです。
ただこの3in1のマルチケーブルの利点は端子の規格の違う3つのデバイスを同時に充電する事ができますので、出力が1つしかないモバイルバッテリーやカフェ等のUSB充電設備でも一度に複数のスマートフォンやUSB機器を充電できるだけでなく、microUSB→Lightningと言った小さな変換コネクタを持っていれば、iPhone2台持ちの方でも同時に充電する事ができるのです。
そこで今回はその便利な3in1ケーブルを携帯しやすく設計された「PICABLE」をご紹介致します。
ケース・インで絡まない
さて、この「PICABLE」で特徴的なのはケースの中に全てのケーブルが収まっており、スライドオープン機構のケースをスライドさせる事で全てのケーブルが顔を出す事です。
その為にケースを被せて収納した状態ではケーブルやコネクター類はケースの中で一切外には出て来ないので、バッグの中から取り出す時にケーブルを引っ掛けて延ばしたりする様な事もなく、「PICABLE」にはカラビナ等に引っ掛けられるベルトもついていますのでとても便利です。
その一方、ケーブルはケースの高さ約9.2cmよりも短いものとなっていますので、充電しながら使用すると言う時はケーブルが短いので使い辛いかもしれません。
充電電流は最大2.1A
そしてこの「PICABLE」は3つのデバイスを同時に充電できるのですが、ここで気を付けなければならないのは合計の最大充電電流が2.1Aだと言う事です。
1本あたり2.1Aの充電電流が流れますので、1つのデバイスを充電するのであれば最大2.1Aで急速充電できるのですが、3つのデバイスを同時に充電すると単純に2.1Aを3で割ると0.7Aしか流れませんので、それなりのスピードでしか充電はできません。
ただ、バッテリー残量が0%近い状態では大電流を流して充電しますが、80%近くなると充電電流は極端に0.5A以下等にまで抑制されますので、少し時間差で充電してやれば充電されないストレスを感じる事もないでしょう。
ちなみに同ジャンルの3in1ケーブルの殆どがこの「PICABLE」と同じ仕様なので充電性能の差はない分、持ち歩くと言う点ではこの「PICABLE」の方が携帯性の高いのでオススメです。
なお詳細についてご覧になりたい方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/picable/picable-an-amazing-3-in-1-versatile-cable-with-a-m
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