スマホの充電中やスマホでゲームをプレイしている時など、スマホが持てなくなるほど熱くなる時がありますが、問題はただ熱くなり持てなくなるだけじゃないって事はご存じでしょうか?
と言うのもスマートフォンに使われている電子部品と呼ばれる抵抗やコンデンザやICなどの部品には動作上限温度と言う、この温度までなら正しく動くけれどもこの温度以上温度が上がるとそのパーツの持つ特性通りの動作は保証しませんよ、と言う温度があるのですが、電子部品の中にはこの温度を超えると性能劣化を引き起こすものもあり、その代表的なものがバッテリーで、特にスマートフォンに使われているリチウムイオンポリマー電池はバッテリーの持つ性能にもよりますが60℃を越えると劣化するため、熱くて持てなくなるほどになるのは得策とは言えません。
そこで今回は、必ず発熱する充電中の冷却効果を向上させたMagSafe対応充電器「COOLLAA」をご紹介致します。
ペルチェ素子+冷却ファン
今回紹介する「COOLLAA」は、MagSafe対応充電器に冷却機能をプラスした数少ないワイヤレス充電器で、従来からもMagSafe対応のワイヤレス充電器にファンを取り付ける事で、だたでさえ発熱の多いワイヤレス充電時における放熱対策を施した充電器はありましたが、基本的には冷気を当てるのであれば放熱効果は増しますが、夏場など気温の高い時に熱い空気を当ててもさほど放熱効果は期待する事は出来ません。
ですがこの「COOLLAA」の様に、電気を流すと片面は発熱するけれども、もう片面は熱を奪われて冷却すると言う熱電半導体を使って直接スマートフォンに接触させてスマートフォンの熱を奪いつつ、ラジエータに蓄積された熱をファンによって放熱させる事で、この「COOLLAA」ではスマートフォンを加熱させずに最大15W(iPhoneは7.5W)で充電できると言う、理想的な形を実現しています。
電動真空吸着盤
次にこの「COOLLAA」には充電器を固定する機能を持っており、もう1つの台の中には電動吸着ユニットと言う吸盤なのですが、平らな面に押し当てると中央の白いスイッチが押され、それがトリガーとなってユニット内のバキュームモーターが動き吸盤内の空気を吸い出して吸盤内を完全に真空にするため、凹凸のない平らな面であればどこにでも安定させて固定する事が出来るだけでなく、大きくて重いスマートフォンを充電させたとしてもスマートフォンの重みで吸盤が剥がれて「COOLLAA」ごと倒れたり、落ちたりする様な事はありません。
伸縮するアーム
更に「COOLLAA」を構成する円形の真空吸盤とMagSafe対応充電器はアーム付きのヒンジで連結されておりヒンジは40mmまで伸ばす事が出来る様になっていますので、吸盤を取り付けた場所とスマートフォンの位置関係が悪い様な時にはアームを伸ばす事で位置を調整できる様にもなっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/2046818486/coollaa-cooling-phone-holder-and-wireless-charging
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