以前までならノートPCのモニターを中心に左右に増設するタイプのモバイルディスプレイが主流でしたが、最近新しくリリースされるモバイルディスプレイの多くは縦方向に増設するタイプのモバイルディスプレイの方が圧倒的に増えています。
それはモニターの形状が横長であるため、ノートPCの画面から左右に置かれた増設ディスプレイの端へと目線を動かす際に頭を左右に振らなければいけませんが、縦方向にディスプレイを積み上げれば縦方向の方が方が短いだけでなく、目線移動とほんの少し頭を持ち上げたり下げたりするだけでディスプレイ全体を瞬時に見渡す事が可能です。
そこで今回は、2枚のディスプレイを1枚として扱えるだけでなく、別々にも使える15.6インチ デュアルディスプレイ「UPERFECT Delta/Δ」をご紹介致します。
待ったく異なるデバイスに接続し、異なる画面の表示
今回紹介するモバイルディスプレイ「UPERFECT Delta/Δ」は、15.6インチのディスプレイが2台連結されており、USB-Cケーブルを使ってPCと接続する事で、1本のUSB-Cケーブルで2枚のディスプレイにアクセスが可能になっています。
しかも電源はUSB-Cケーブル経由でPC本体から直接給電する事も、USB-C PD電源ポートがありますので、USB電源やモバイルバッテリーなどから給電を受けて使用すると言った使い方も出来ます。
更にこの「UPERFECT Delta/Δ」にはディスプレイ入力用のUSB-Cポートが2ポートと、miniHDMIポートが2ポートあり、USB-C1ポートだけ使ってノートPCと接続している場合は2枚のディスプレイを1つのPCで使う事が可能なのですが、もう1つのUSB-Cポートに別なPCやゲーム機、スマートフォンなどを接続すると何と1枚のディスプレイはノートPCから切り離され、今接続したPCやゲーム機、スマートフォンなどに接続し直されます。
つまりこのデュアルディスプレイ「UPERFECT Delta/Δ」では、SwitchとAndroidスマートフォンの2台をUSB-Cケーブルで接続した場合、1枚はSwitchでゲームをプレイする為に使用でき、もう1枚はスマートフォンにインストールされているNetflixなどのストリーミング再生アプリを使って映画等を表示する事ができ、映画を観ながらゲームをプレイする、あるいはYouTubeでゲームの実況動画を見ながらゲームをプレイすると言った使い方が出来るのです!!
キックスタンドで2段階に角度調整
次にこのディスプレイにはキックスタンドが内蔵されており、ディスプレイを2段階に角度調整する事が出来る様になっており、ほぼ垂直に立てた状態から15°程度の浅い角度の2段階に調整する事が出来ますので、見易い角度でディスプレイを使用する事ができるだけでなくわざわざスタンドを別途持ち歩いたりする必要はありませんし、簡易的なスタンドですのでモニターを折り畳んだ際のサイズに関しても22mmとスタンドのついたデュアルディスプレイとしてはケタ違いに薄いので持ち歩くのも楽です。
そしてもし、ノートPCのモニターの上に縦並びで「UPERFECT Delta/Δ」を並べたいと言った場合には、このディスプレイにはVESAマウントを搭載していますので、モニターアームを使って縦並びなる様に配置する事で、モニターを3枚縦並びの状態で使用する事が出来ます。
オートローテート
更にこのデュアルディスプレイ「UPERFECT Delta/Δ」は、ディスプレイの向きを自動的に検出する機能を搭載しており、例えばディスプレイを縦に置けば画面を縦向きになりますので、文章を入力したりプログラムを書いたりと言った作業に合わせて画面の向きを変えて利用する事が出来ます。
更にこのディスプレイのヒンジは360°回転出来る様になっており、山型状態にして立てる事ができるだけでなく、向かい会って座る相手側に向いたディスプレイに資料等を見せながら説明すると言った使い方も出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1594796391/uperfect-delta-folding-portable-monitor
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