RaspberryPi Zeroは標準サイズのRaspberry Piと比較するとCPUの性能やメモリー容量などが抑えられてはいるものの、それは今の最新のRaspberryPiと比較した上での事で、Bシリーズ初の”Raspberry Pi 1B”と比較すると性能的にはそう差はなくApatchなどのサーバーを動かすには十分な性能を有しており、GPIO等もスタンダードなRasPi同様に装備している事からブラウザコントロールの組み込みCPUとして利用し、ハードウェアの制御など行わせるにはボードサイズ的にも適しています。
ただ、RasPi ZeroをスタンダードなRaspPi同様に使用する事も出来ますが、mini HDMIにmicroUSBと言うインタフェースは使い易いとは言えません。
そこでRasPi ZeroをスタンダードなRasPi同様に使い易く変身させる事ができる拡張ケース「Vilros Pi Zero Port ‘n’ Play」をご紹介致します。
メガドライブに酷似したケース
今回紹介する「Vilros Pi Zero Port ‘n’ Play」はRasPi Zeroの拡張ケースと言う事でインタフェースを拡張するケースとなっているのですが、ケースの形状があの往年の名機、メガドライブに酷似したケースの形状をしているのが特徴でエミュレーターを搭載し、USB接続のメガドラコントローラを接続すれば、メガドライブでゲームをプレイしているかの様な気分で懐かしいレトロゲームをプレイする事が出来ます。
しかもこの中にはインタフェースボードの他にクーリングファンなども搭載し熱暴走などの対策もしっかり施されています。
使いやすさを重視したインタフェースボード
次にRaspberry Pi Zeroにはご存じの様にインタフェースにはRasPi互換のGPIOインタフェースの他にmini HDMIとmicroUSBが2ポートしかありません。
当然、microUSBではキーボードを接続するにもマウスを接続するにも困りますし、モニターに差さっているHDMIケーブルをRasPi Zeroをモニターに接続する度にmini HDMIケーブルに差し替えるのも面倒です。
そのためこの「Vilros Pi Zero Port ‘n’ Play」では標準のHDMI、Eathernet、USB-Aポート3ポートと、この「Vilros Pi Zero Port ‘n’ Play」をPCとして使うのに必要なインタフェースを備えており、キーボードやマウスなどもダイレクトに接続し使用出来る様になっているだけでなく、WiFiを搭載していないRaspberryPi Zeroでもインターネットに接続出来る様にEathernetポートが備えられています。
更に電源入力用にUSB-Cポートが設けてあると言うのが大きなポイントで、最近では大出力なUSB電源はUSB-Cポートを採用している事が多く価格も安くなっているため、そう言った手頃なUSB電源が使用できる様になっている所もよく考えられていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/vilrosreveal/vilros-pi-zero-port-n-play
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