iPhoneなどのスマートフォンにおける画面の大型化はスマートフォンを使った撮影を難しくしており、特に片手持ちでの撮影は非常に困難になっています。
そこで多くのサードパーティーから撮影補助機材的なものが商品化されていますが、その中でも逸品なのがShiftCamの”SnapGrip”です。
”SnapGrip”と言うのは形状として一眼レフカメラのグリップ部分(シャッターのある持ち手部分)だけを切り取った様な形状をしており、MagSafeにてiPhoneに取り付ける事が出来るのですが、非常に強力なマグネットが内蔵されていますので、走って撮影すると言った様な強い振動を与える様な撮影の仕方でも”SnapGrip”からiPhoneが落下する様な事はなく安心して”SnapGrip”を握って撮影を行う事が出来ます。
そして”SnapGrip”にはシャッターボタンがついているだけでなく、MagSafeでiPhoneを充電できるなど機能豊富で、小生も長時間撮影する際は必ず使用していますが、今回紹介する「SnapSeries」はグリップと三脚、照明の3点セットだった”SnapGrip”を大幅に拡張し、より様々な撮影が出来る様になっています。
強化されたGrip Pro
今回紹介する「SnapSeries」は撮影用のグリップ”Grip Pro”を含む8つのツールから構成されており、自分の撮影ニーズに合わせて様々なバリエーションから選択する事が出来る様になっているのですが、中核となる”Grip Pro”は以前のバージョンから大幅にアップデートされ、まずバッテリー容量が5,000mAhに増強されただけでなくMagSafeでのワイヤレス充電がQi2規格に対応し最大で15Wで充電が可能になっています。
そしてこの”Grip Pro”の充電もUSB-C PD20Wで充電が可能なだけでなく、USB-C PD20Wでの出力も可能で、MagSafe化したスマートフォンに取り付けた状態で有線で充電する事が出来る様になっています。
Studio Light
次に”SnapGrip”には”Pocket Light”と言うMagSafe対応で磁力で脱着する事ができるバッテリー内蔵のLED照明が付属しており、リングライト部分が可動する事からバックカメラ以外にフロントカメラでの撮影においても補助照明として自撮りなどに利用する事が出来るのですが、「SnapSeries」には”Pocket Light”の他に”Studio Light”と言うLEDが長方形に配置されたMagSafe対応のLED照明もラインアップされており、動画の撮影やライブ放送時など明かりが少ない時に補助照明として使用する事ができます。
そしてこの”Studio Light”は440から600ルーメンまで細かく10段階に明るさを調整する事ができる様になっていますし、明るさも2500kから6000kまで10段階に調整する事が出来る様になっています。
3種類の三脚にもなるスタンド
そして”SnapGrip”には手持ちとしても使えるだけでなく足を開いて三脚としても使えるスタンドが付属していたのですが、この「SnapSeries」には”Stand Max”と言う28cmから最大180cmまで自在に伸び縮みさせる事ができる三脚にも自撮り棒にもなるスタンドがラインアップされています。
そしてまたこの他に17cmから75cmまで伸縮させる事ができる”Stand Selfie”と言うスタンドもラインナップされており、こちらは主に自撮り棒としての使用を前提に作られているのですが、三脚としても使える様にもなっています。
Snap SSD
最後にこの「SnapSeries」には2230サイズのM.2 NVMe SSDを内蔵する事ができる円形のMagSafe対応のSSDケースがラインアップされており、このケースには最大4TBまでの2230サイズのSSDを内蔵する事が出来るのですが、インタフェースにはUSB3.2 Gen2を採用しており最大10Gbpsでの通信が出来る超高速なSSDで、動画の撮影なども遅延なく保存保存する性能を持っており、スマートフォンでの長時間動画の撮影などにも対応しています。
更にこの他に”Pro Mic Shotgun”と言う高性能マイクなどもラインアップされていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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