みなさんは使用中のHDDやSSDがある日突然、動かなくなり頭が真っ白になったって言う様な経験はされてはいませんか?
USBメモリーなども同じなのですが、こう言った記憶媒体はテープにしてもCDやDVDにしても劣化して行き最終的には動かなく、読めなくなりますので、それまでに新しいメディアに大切なデータを移動するなどの処置をしなければ、大切なデータを一瞬にして失う事になります。
とは言ってもHDDやSSDの劣化なんて目に見えるものではありませんので、WindowsPCなどではHDDやSSDに記録されているS.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)情報をリアルタイムに読み取り状態監視を行ってくれるソフトをインストールしておく事で劣化の進み具合を数値として見る事が出来る様になっており、早くバックアップを取って交換しなくてはと言う気にさせてくれます。
ですがスマートフォン向けにS.M.A.R.T.情報を表示してくてるアプリと言うものはほぼなく、自己管理に任せるしかなかったのですが、今回紹介する「Dockcase Smart Magsafe」ではS.M.A.R.T.情報を読み取り表示してくれるディスプレイを搭載しているため、突然SSDが故障して大切なデータを全て失ってしまうと言った事がない様になっています。
データプロテクション機能
今回紹介するMagSafe対応のSSDケース「Dockcase Smart Magsafe」では、SSD内のS.M.A.R.T.情報にアクセスを行い、SSDの状態をリアルタイムに表示してくれるディスプレイを搭載しており、気を付けてディスプレイに表示される情報を見ておく事でSSDの劣化から来るSSDの突然死を予め知る事ができ、早めにデータを他のSSDに移動させたりするなど対策を行う事でデータの消失を免れる事が出来る様になっています。
そしてデータプロテクション機能としてSSDの劣化度合いが分かるだけでなく、突然電源が落ちた、ケーブルが抜けたと言った際に書き込み中であったデータや、SSDに保存中のデータを失わない為に3秒間は電源を供給しデータファイルを保護すると言った機能も兼ね備えています。
そしてまたデータプロテクション機能として、読み込み専用モードを備えており、例えば大切な消えては困るデータをこの「Dockcase Smart Magsafe」を介して他人に渡す場合、読み込み専用モードにしてから渡す事で誤ってデータを消去されてしまうと言う事も防ぐ事が出来る様になっています。
Apple ProResモード対応
次にこの「Dockcase Smart Magsafe」では、iPhoneでの高画質撮影モードProResモードにも対応しており、最大4k@60fpsでの動画をダイレクトにこの「Dockcase Smart Magsafe」に搭載された最大2TBまでのSSDに記録する事が出来る様になっている他、USB3.2 Gen2規格に対応しており最大10Gbpsでのデータ通信が行え、PCへのデータの移動などもスムーズに行う事が出来ます。
そしてまたこの「Dockcase Smart Magsafe」はiPhone以外にもUSB-Cコネクタを備えたAndroidスマートフォンやWindowsPC,Mac、ゲーム機などに接続して使用する事が出来ますし、このSSDケースにはUSB-C PD入力ポートを備えており100Wタイプは最大出力100W以上のUSB-C電源を接続する事でこのSSDケースに接続したスマートフォンやPCなどにUSB-C PD方式で最大90Wの給電が行える様になっていますし、15Wバージョンでは15Wの給電能力を持っています。
2230に加え2242サイズも
そしてこの「Dockcase Smart Magsafe」には2TBまでのM.2 NVMe SSDを搭載することが出来るのですが、このMagSafe対応SSDケースの場合、ケースの大きさから2230サイズしか搭載できないものが殆どなのですが、この「Dockcase Smart Magsafe」では2242サイズも搭載可能になっており、同スペックのSSDで比較すると2242サイズの方が安価に購入する事が出来ますのでこれは有難い話です。
ただ動作テスト済のSSDがWD社の SN530/SN740、SAMSUNGのPM991/PM991a、キオクシアのBG4、HynixのBC711、HikVision DK4000/FUTURESとなっており、相性が合わないものも中にはある可能性があり、そこだけは要注意ですので詳細を含めて下記URLにてご確認ください。
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