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32bit/384KhzDACを搭載したUSB-C接続のハイレゾ・イヤモニ「ST2 PRO」

イヤモニはインイヤーモニターの略称で、イヤモニはプロのミュージシャンがライブなどで使用する事からも分かる様に、周囲のノイズによって音が聞き取り辛くならない様に高い遮音性を持っているだけでなく、長時間装着しても耳が痛くならない快適性の他、高音質なドライバー(スピーカー)を搭載していると言った特徴を持っています。

ただそんなイヤモニに今回はハイレゾ音源を高音質で楽しむ事ができるDACを搭載したUSB−C接続の「ST2 PRO」をご紹介致します。


DAC内蔵USB−Cコネクタ


一般的にハイレゾ音源などと呼ばれている高音質な音源をスマートフォンで再生する場合には、一部のスマートフォン等では高サンプリングレートで記録されたDAC(Digital Analog Converter)と呼ばれるチップを搭載しているものもありますが、基本的にはiPhoneなどもDACコンバーターを使用しなければ高音質な音源を楽しむ事は出来ません。
しかも最近のDACコンバータはフリスクケースよりも小さくなったとはいえ常に持ち歩かなくてはならず面倒ですし、モノによってはモバイルバッテリーなどから給電しなければならない様なものもあり、移動中や外出中にハイレゾ音源で楽曲を楽しむと言うのは意外とハードルが高かったりします。

一方で今回紹介するイヤモニ「ST2 PRO」ではUSB-Cコネクタの中にESS™Technology の”ES 9218 AC PRO”デコードチップを搭載しサンプリングレート最大32bit/384kHzまでの音源をデコードする事ができ、DACコンバータを別途持ち歩いたり、モバイル電源を必要としたりしないため、使い勝手と言う点においては非常に優れており、ネイティブ DSD 64/128 にも対応しています。


イヤモニ


次にこの「ST2 PRO」に付属しているドライバーにはHidizs Acoustic Laboratory によって作成されたカスタマイズされた 10mmデュアル磁気回路ダイナミックドライバーが搭載されています。
このデュアルドライバーはPU+PEEK コンポジットダイアフラムにより非線形歪みが低減され、再生周波数も20Hz〜40kHzと可聴域の倍の高音域まで再生する事ができ、H-2019ターゲットカーブに従いバランスの取れた音色、パワフルな低音、豊かな中音域、可聴域を超えたサウンドまで楽しむ事ができます。


0.78 mm 2ピンとMMCX IEM


そしてこの「ST2 PRO」にはイヤモニがセットになったものの他にDAC内蔵ケーブル単体での提供も行っており、オリジナルで製作したイヤモニをこの「ST2 PRO」でも利用する事ができます。
そしてケーブルには0.78 mm 2ピンとMMCX IEMの2タイプが用意されており、最大70 mW+70mW@32Ωの出力でほとんどのヘッドフォンやIEMを効果的に駆動する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/hidizs/st2-nebula-redefining-hi-res-audio-with-usb-c-dac-earphones

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