みなさんは毛糸って自分で手紡ぎ、つまり自分で毛糸を作る事ができるってご存じでしたか?
毛糸ってたいていボール状やまゆ状に巻き取られたものが手芸店などに売っており、そう言った毛糸を買って来て手編みしますが、専門店やネットなどの中には羊毛そのものを販売しているショップもあり、そう言ったショップで羊毛を購入し、自分で羊毛を染めるだけでなく、違った色に染めた羊毛を組み合わせてオリジナルの羊毛を作成する事だって出来ます。
そして羊毛を毛糸にするにはスピンドルと言う道具に細く伸ばした羊毛を捻りながら巻き付けて行くのですが、この羊毛を均一の太さで伸ばしながら捻ってスピンドルに巻き付けて行く作業って結構大変です。
そこでその大変な作業を全自動で行ってくれる全自動紡ぎ車「EEW Fold」をご紹介致します。
小型で場所を取らない紡ぎ車
童話の挿絵やアニメ、映画などで見ることが出来る紡ぎ車(糸車)は、大きな車輪の様な糸巻きに毛糸を巻き付けて行きますが、今の糸車のハイジに出て来るペーターのおばぁさんが使っている様な糸車と実際のところあまり差はなく、毛糸を地道にスピンドルに巻き付けて行くのではなく、一気に大量の毛糸を紡ぎたいと言った場合は糸車を使うしかなく、これが結構大きいので本格的に手紡ぎをやってみたけれども踏み出せないと言う方も多いのではないでしょうか?
ですがこの「EEW Fold」はご覧の様にコンパクトで収納場所もあまり取らない上にこのコンパクトさでありながら毛糸を捻りながら均一の太さでスピンドルに巻き付けて行きますので、巻き付けた毛糸を使ってすぐに編んで行くことができます。
しかもバッテリー駆動ですので、どこででも糸紡ぎが出来ますで、ポカポカ陽気の暖かな日は外で新鮮な空気を吸いながら糸紡ぎを行う事も出来ます。
回転スピードが分かるカウンター付き
次にこの「EEW Fold」を手がける会社は既にいくつかの全自動紡ぎ車をリリースしているのですが、今回初めてモーターの回転数を確認することが出来るインジケーターを搭載しています。
この「EEW Fold」でも可変ボリュームを使いスピンドルの回転スピードを最大3000rpmまで変える事が出来るのですが、スピードを早くすると早く毛糸を紡ぐ事が出来るのですが、このスピードと羊毛をつまむ指の圧力によって毛糸の太さと言うのは変わって行きます。
ですので慣れれば感覚で太さの調整は可能かもしれませんが、最初の頃はやはり条件を一定にしませんと同じ太さで毛糸を紡ぐ事はできませんので、そう言った意味で回転スピードを確認することができるインジケータが搭載されていると言うのは頼もしい限りですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/dreamingrobots/eew-fold
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