HDMIの信号をケーブルではなく無線で飛ばすHDMIトランスミッターと呼ばれる製品の良い所は何と言ってもケーブルに左右されない所です。
特にオフィスでの会議などでPCを大型のテレビなどに接続してプレゼンテーションしたりする場合、モニターの近くにまで移動しなくてはケーブルが届かなかったりするので移動せざるをえないのですが、移動したら今度は回りの席が役員の方達だったりして緊張し変な汗をかいたりします。
そう言った時にワイレスのトランスミッターがあれば席を移動しなくても良いのですが、今回は4K画質で映像を送信することが出来るHDMIトランスミッター「4URPC」をご紹介致します。
USB-C接続タイプのトランスミッター
HDMIトランスミッターと言えば、送信機も受信機もHDMIケーブルで接続するのが一般的ですが、この「4URPC」では送信機はUSB-Cで、モニターやテレビに接続する受信機はHDMIケーブルで接続する様になっています。
ですのでこの「4URPC」ではHDMI出力しかないメディアプレイヤーなどは接続する事は出来ませんが、USB-C映像出力機能を持つPCや、SwitchやPS5等のゲーム機などに接続する事で簡単に外部モニターや大きなテレビに接続し動画を見たり、ゲームをプレイしたりすることができます。
しかもこの「4URPC」では5GHz帯の周波数を使っているため非常に高速で通信できる事から4K映像なども30Hzのリフレッシュレートで遅延なくモニターに映し出すことが出来ますので、ゲームなども快適にプレイすることができますし、最大15m離れてたとしてもこの快適は通信スピードは維持されますので、会議等でもモニターの横に移動せずとも末席からプレゼンテーションが出来ます。
5台のトランスミッターを切替
次にこう言ったHDMIトランスミッターの場合は1:1での接続が一般的なのですが、この「4URPC」では1台の受信機に対して最大5台のトランスミッターを接続することができ、受信機側のボタンを押す事で送信機を切り替えることが出来ます。
ですので、会議などで1度に複数人がプレゼンを行ったりする場合、受信機のボタンを押す事で0.01秒と言う間隔でモニターに投影するPCなどを切り替えることが出来ますので、席を移動しケーブルを繋ぎ直してプレゼンを続けると言った場合と比較してよりスムーズにプレゼンを続けることができます。
USB-C PD100W給電
そしてこの「4URPC」を動作させる為にはもちろん電源が必要なので受信機はUSB電源を使うのですが、送信機側はUSB-C接続と言う事でPCやゲーム機から給電を受けて動かす事も出来ますし、送信機側にはUSB-C PD入力を備えており、USB-C電源やモバイルバッテリーを接続し最大100Wで給電を受けこの「4URPC」を介してPCやゲーム機などを充電しながら動作させる事も出来る様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1469979441/4urpc-4k-wireless-transmitter-and-4k-receiver-gen-2
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