リューター(ハンドグラインダー)は、ビットと呼ばれる先端ツールを交換する事で彫ったり削ったり磨いたりと言う作業が出来るだけでなく、字や模様を彫ったりと言った彫刻の様な細かな作業が行えるツールで、例えば自分で木を加工したりガラスや粘土と言ったものを使って様々な作品を作られると言う方は1つ持っていると何にでも使える非常に便利な道具です。
そこで今回はバッテリーを内蔵にコードレスにする事で非常に扱い易いコードレスリューター「SGS PRO」をご紹介致します。
スマートモーションコントロール
通常、100円均一ショップ等で売られている電池で動くリューターも、スイッチを入れて回転させたビットを素材に当てて作業を始めます。
ですので、この素材に当てる瞬間にビットの先端の位置がズレてはいけない場所だと取り返しの付かない事になりますが、殆どのリューターがそう言った仕様ですしなおかつコンセント式のものはケーブルの取り回し方1つでリューターの動かしやすさにも大きく影響しますので、そちらも問題になります。
その点今回紹介する「SGS PRO」ではモーションセンサーで「SGS PRO」を捻った方向を検出してビットを回転させますのでビットを当ててからビットを回す事ができますので削る場所がズレたりする事を極力避ける事ができます。
またスイッチを指でON/OFFさせなくて良いと言うのはスイッチを押したり離したりと言った指の動きにシンクロして先端のビットが揺れたりする事を防ぐ事ができるので、これも失敗する原因を取り除いてくれる要因になります。
また普通リューターのビットの回転方向は時計回りと決まっているのですが、この「SGS PRO」では反対にも回転させる事ができる為、素材にくい込んでしまったドリルの刃等は逆回転させる事で容易に抜く事ができますので、この逆回転が出来ると言うのも見逃せない機能です。
スマホを使って回転スピードをセット
そしてワイヤレスリューター「SGS PRO」のもう1つの目玉機能が回転スピードが設定できる様になっている所です。
このスピードコントロールはリューターにおいては非常に重要で、柔らかい素材に高速回転するビットを当てると一瞬で削ってしまいますので基本的には柔らかい素材はスピードを遅くのが一般的ですが、この「SGS PRO」の様にスピードを変えられないリューターも多々ある中、10,000rpmから20,000rpmまで変えられて500rpm単位でセットできると言うのは本当に便利です。
しかもこの「SGS PRO」は本体のボタンでオートから1→2→3→4と4段階にスピードを変えれるのですが、スマートフォンを使い予めそれぞれの段階に任意の回転スピードをセットしておけますので、速度を変える際にはスマートフォンで設定できていれば、本体「SGS PRO」のボタンを押すだ変えられ非常に作業がし易くなっています。
なお「SGS PRO」には”SGS mini”と言うOLEDディスプレイを搭載していないバージョンがあるのですが、とりあえずスピードは一定で頻繁に変える様な事はないと言う方はminiの方が安価です。
マグネットチャージャー
そしてこう言ったペン型ガジェットの場合、最近ではUSB-Cケーブルを差しての充電になっているのですが、この「SGS PRO」ではオリジナルのマグネットチャージャーが用意されています。
これは1つには、”SGS PRO”の連続使用時間が80分、”SGS MINI”の連続使用時間が60分と言う時間の短さがあり、充電をしながら作業すると言った場合を想定した時に充電ケーブルを差し込んだままですとケーブルが邪魔で「SGS PRO」の取り回しがし辛く、ケーブルが引っ掛かりビットが飛んで違った場所を削ったりする様な事をマグネット式のコネクタだと大きなテンションがかかった場合は自然と外れてくれると言うのが1番のメリットです。
またPLUSと言うバリエーションがPROにもMINIにもあるのですが、これには充電スタンドが付属しておりマグネットケーブルをスタンドに接続しておくとケースに入った”SGS PRO”をケースごとスタンドに立たり、”SGS PRO”だけをスタンドに立てて充電すると言った事ができる様になっています。
そしてまた、PLUSシリーズはノーマルバージョンが切削用ビットが24本、磨き用ビットが12本なのに対して切削用ビットが32本に増量されていますので、どちらを選ぶかは下記URLを見て選択して下さい。
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