バラフライナイトと言えば、ちょっと危ない方が持ち歩くナイフと言ったイメージの強いナイフですが、バラフライナイフも折り畳みナイフと同じでグリップ(握り部分)がシース(鞘)を兼ねているのですが、グリップがタテに二つに割れ、その中に刃が収納される様になっているのですがグリップを動かして刃を収納しない限りは刃が折り畳みナイフの様に不意に折り畳まれる事がないため、折り畳みナイフよりも安全に使用する事ができます。
またバタフライナイフは、このグリップの開閉動作が蝶のはばたきを思わせるため、バタフライナイフと言う名前がついているのですが、今回はバラフライナイフの様に開閉できるEDCマルチツール「WingSpan」をご紹介致します。
M10まで対応したモンキーレンチ
今回紹介する「WingSpan」では、シースの部分から飛び出すのは鋭利なナイフではなく何とモンキーレンチの様なツールになります。
この飛び出すモンキーレンチには六角形の穴が開けられており、ウォームを回すと山型の切り込みが入ったプレートが前後する様に動き、ナットやボルトの頭の部分を六角形に開けられた穴の山の部分とプレートの山の様な切り込みで挟む事で何と最大M10サイズのナットやボトルまで回す事が出来るのです。
しかもグリップ部分からボルトやナットの頭までは結構な距離があり、テコの原理を利用すれば、かなり硬く締め付けられたナットやボルトも軽々と回す事が出来ますし、ナットやボルトを締める際にも仮止めではなく、しっかりと締め付けられます。
またM5、M4、M2.5、M2サイズのナットやボルトにはグリップ部分に六角形の穴が開けられおり、こちらを使って回す事も可能です。
スカルプブレード
次にこの「WingSpan」にはグリップ部分に折り畳み式のナイフが搭載されているのですが、何とこの折り畳みナイフにはスカルプブレードと言う替え刃式の手術に使われるメス刃が採用されています。
そのため、切れ味は言うまでもありませんし、切れ味が悪くなれば刃を交換すればまた元の切れ味を取り戻す事ができます。
そしてまた折り畳みナイフを内蔵した反対側のグリップ部分にはボトルオープナーと釘抜きを兼用した折り畳みツールが内蔵されています。
ピンセット
そしてまた、スイスのアーミーナイフでは必ずグリップ部分に埋め込まれていますが、この「WingSpan」にもピンセットが埋め込まれており、ネイルをされた方がスマートフォンに使われている様な小さなネジなどを摘まみ上げたりと言った便利ですので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。