スマートフォンがあるのでデジカメって最近使った事がないと言う方も多いかと思いますが、スマートフォンの撮影で問題になるのは望遠です。
スマートフォンにはデジタルズームと言ってカメラで捉えている景色をデジタル的に拡大してズームすると言った機能がありますが、デジタルズーム
大きくすればするほど画質が荒くなって行くと言う欠点がありますし、夜景などはザラザラとしたノイズの入った様な絵になります。
そこで今回は最大高額60倍と言う、望遠鏡の様なズーム性能を持つスマートフォン用望遠レンズ「APL 20-60X」をご紹介致します。
クリップ式
スマートフォン用の望遠レンズでは、その取付方法がケース式とアダプタ式の2つに分かれ、ケース式はレンズを取り付ける為のベースがスマホケースとなっており、レンズを使用する際にスマホケースにネジ込むと言った様な使い方になりますので、容易にセットして撮影する事が出来ます。
一方でケース式はスマートフォンを機種変更すると使えない場合が出て来ますので、その都度買い換える必要があったり、最悪は機種変更したスマートフォンに対応したケースがなかったりします。
次にアダプタ式は、スマートフォンのレンズと望遠レンズを同一軸上に合わせる為にアダプタを調整し固定しておいてからレンズを取り付けるのですが、今回紹介する「APL 20-60X」はクリップ式になっており、まずクリップでスマートフォンを挟み込みコネクタのレンズ穴とスマートフォンのレンズ穴が同じ高さになる様に位置調整します。
その上でコネクタ部分を固定しているネジを緩め、コネクタを左右にズラしてコネクタのレンズ穴とスマートフォンのレンズがピッタリと重なる様に位置合わせてしてネジ止めしてからレンズを取り付けるのですが、1度コネクタの位置を調整し固定しておけば次からはクリップで挟み上下位置を調整するだけですぐにレンズを取り付ける事が出来ますので、かなり素早くレンズを取付すぐに撮影を始める事ができます。
そしてまたクリップ式ですので、スマートフォンを買い換えてもも当然、ずっと使い続ける事ができます。
フォーカスリング
次にこのスマホ用望遠レンズにはズーム倍率を切り替える為のリングの他にフォーカスリングを備えています。
一般的にズーム機能のあるスマホ方望遠レンズでは基本的にはズームを切り替える為のリングなどの機構しか搭載されておらず、この「APL 20-60X」には20倍から60倍にまでズームを切り替える事ができるリングを備えています。
ただ、望遠倍率が高ければ高いほどスマートフォンのオートフォーカスがフォーカス(ピント)を合わせられず、シャープになったと思ったらボヤけたりと言ったことをずっと繰り返すと言ったスマートフォンがあります。
そこでこの「APL 20-60X」にはフォーカス用のリングを備えており、ピントをレンズ側で変える事でスマートフォンが自動フォーカスでピントを合わせやすくなっています。
そして三脚を使った撮影では、三脚に取り付けるアダプタのネジを緩めるとレンズを回転させる事ができ簡単にスマートフォンを横向きから縦向きに、そして縦から横向きにと変える事が出来る様にもなっています。
フィルター
そしてまたこのスマホ用レンズ「APL 20-60X」では、レンズ口径がφ58 mmとなっている事から一眼レフ用レンズに市販されているUV、VND、CPL、スターフィルターなど様々なフィルターと自由に組み合わせて撮影する事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/apexel/apexel-20-60x-unveil-the-new-horizon-of-photography
この記事へのコメントはありません。