最近はAIを搭載したAIイヤホンやAIグラスなどの製品が非常に増えていますが、これらデバイスの利用用途は口頭でAIを使って検索し音声で検索結果を聞いたり、マイクで拾った会話の内容からキーワードを自動的に拾い出し検索して解説したり、会話の内容を要約したりと言う様な使い方をするものが殆どです。
ですので一見、便利そうには見えますが、実際のところ会話している最中にある会話には出て来ていないある言葉が出て来なくて検索したいと言った場合、唐突にAIグラスやAIイヤホンに話しかけると言うのは変ですよね。
そこで今回は視覚を持つAIグラス「Halliday Glasses」をご紹介致します。
直径3.6mmのミニマムディスプレイ
メガネ型のARメガネは目の前に映像を投影する為にプリズムや反射グラスなどを使い、フレームからそれらレンズに映像を照射する事で目の前の大きなスクリーンを投影できる様になっているのですが、どこから見てもARグラスグラスと分かる形状をしており、これを常時着用したままと言うのは結構勇気が必要になって来ます。
一方で今回紹介するAIグラス「Halliday Glasses」では、右目のフレーム上部に直径3.6mmの円形のディスプレイを搭載しているだけですので全く目立ちませんし、これだけ小さなグリーンディスプレイですと消費電力も少なく、メガネのツバの中に埋め込まれたバッテリーだけで最大12時間連続使用する事が出来ますので、これがAIグラスだとは誰も思いません。
しかもAIイヤホンやAIグラスは会話中の音声からキーワードを拾いAI検索を行って音声で解説してくれるのですが、会話中に解説され、そちらに集中すると会話が耳に入って来なくなり、会話が噛み合わなくなったりすると言った事が出て来ますが、この「Halliday Glasses」ではAIの回答は第2の眼であるディスプレイに表示されますので、会話は自然に続ける事が出来ますし、肝心の解説は上目遣いでディスプレイを見つめる事で確認する事が出来ますので、まさか自分がAIを使って会話を分析しているなんて言う事も悟られずに済みます。
網膜に直接照射
次にこのディスプレイはモニターの様なものではなくどちらかと言えばプロジェクターの様な照射装置で、直接映像を網膜の照射するため、周囲が明るくてもハッキリとディスプレイに表示された文字はハッキリと読み取る事が出来ますし、ディスプレイは上下左右に移動させる事ができ、自分自身が見易い位置、ハッキリと文字を読み取る位置に固定する事が出来ます。
更にレンズを回転させる事でピントの調整が出来ますので、近眼や老眼と言った方でも自分の視力に合わせてピントを調整する事で、誰もが支障なく利用できる様になっています。
リング型コントローラー
そして一般的なスマートグラスやAIグラスはメガネのツバの部分をタップしたりスワイプしたりして操作しますので、意味もなくメガネを触っていると相手から不審がられますが、このスマートグラスには相手に気付かれずに操作する事が出来るリング型コントローラーが付属しています。
ですのでテーブルの下や反対側の手でリングをはめた指を隠した状態で、リングをタップしたりスワイプしたりクリックしたりして相手に気付かれずに操作する事が出来るだけでなく、従来のAIグラスの多くは音声でしか操作できず出来る事が限られていましたが、この「Halliday Glasses」ではスマートフォンとまでは行かないものの、スマートウォッチに近い事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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