皆さんはキーボードと言う(PCやタブレット等で使う文字を入力するデバイスではなく)ピアノの様な形状をした電子楽器はご存知だと思います。
このキーボードはただ単に鍵盤が並んでいるだけのものから、実際に様々な楽器の音源をメモリーの中に収録していて電子的に音を作り出すものから、生の楽器の音を実際に録音してその音を再生すると言ったものまで存在します。そしてこの他にも最近は電子楽器と言って電気的に音を作り出す楽器は多く、弦楽器から金管楽器、そして打楽器等まで幅広くあり、これら楽器の殆どはMIDI(Musical Instrument Digital Interface)と言う音のデータを楽器同士でやりとりする規格を採用していますので、自ら音を出す音源を持っていなくても例えば電子ドラムと音源を持っているキーボードを繋げれば、電子ドラムを叩けばキーボードからドラムの音が出たり、電子トランペットを吹いてキーボードからチューバの音を出したりなんて事も今ではできるのです。
ですからMIDIと言う規格に対応した楽器を作れば形状はどんな形状であれ立派に演奏する事ができる事から、指輪型のデバイスを作ってそれを楽器にしてしまったのがこの「Specdrums」です。
そしてこの指輪型楽器!?デバイスのキーとなるのが指輪の中に組み込まれたカラーセンサーと、そして12色の色に塗り分けられたパットです。
カラーセンサーと言うものは色をデジタル信号に変えて、これは赤ですよだとか青だとか緑だと言った色を数字に変換するセンサーで、この「Specdrums」ではあえて楽器と言う性質上、じっとその対象物にセンサーをかざして色情報を読み取る訳にはいきませんので、カラーセンサーが識別しやすい、また誤認識されない12色をあえて選んでいます。
そして指輪型デバイス「Specdrums」でそのカラーをタッチする事でその色情報をBluetoothで接続されているスマートフォンへと伝え、スマートフォンではそのカラー情報が登録された音源をスマートフォンやタブレットから再生すると言うのがこの「Specdrums」で、「Specdrums」は最大10個、つまり10本の指全てに「Specdrums」をはめて付属のカラーパネルをタッチするだけで演奏できてしまうのです。
でもそれならスマートフォンに表示されたキーボードやドラム等のイラストをタッチして演奏すれば良いじゃないのか?と思われるかもしれませんが、この「Specdrums」ではカラーパレットと同色に塗られた子供のおもちゃや文具用品、そして食器等がMIDI楽器に変わると言う所に醍醐味があるのです。ただ単に机の上に置いたパラーパレットを上を指で叩いていてもあまり面白くありませんが、デスクの上にあるものにカラーパレットを切り取って貼り付けたり、カラーパレットと同色のオブジェを机の上いっぱいに広げ、机を楽器に見立てて演奏する事こそが楽しいのです。
昔、お皿やお茶碗やコップを机の上に並べてお箸で叩いて楽器にして親に怒られたけれども楽しかった、と言う事と同じです。
またMIDI楽器なので当然の事ながらMIDIに対応したサウンドアプリケーション(Macに標準で入っている”GarageBand”や”Ableton Live”等)でもこの「Specdrums」は使用する事ができますし、ただ単に演奏して楽しむだけであれば専用のアプリケーションを使えば、色パレットに対応した音源を自由に簡単に変える事ができる事から、その時の気分で自由なスタイルで演奏することができます。
と言う事で、キーボードやエレキと言った実際の楽器の演奏はちょっと苦手だけれど、でも音楽は好きだし演奏をする事を楽しみたいと言う方にはまさにベストマッチな楽器で、周りにある色々なものを楽器に変えられるのが楽しそうです。
なお商品は「Specdrums」が1個,2個、そしていきなり飛んで10個セットの3種類が用意されていますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/364756202/specdrums-music-at-your-fingertips
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