ナイフシャープナーって実は包丁の刃を研いではいないってご存じでしたでしょうか?
よく包丁の切れ味が悪くなった際に棒状のナイフシャープナーを刃に当てて滑らせて刃を研ぐと言ったシーンをテレビや映画、そして実際にご覧になられた方がおられたり、実際に使われていると言う方もおられるかもしれませんが、実際のところナイフシャープナーと言うのは包丁の刃を研いでいるのではなく、刃の表面に細かな傷をつける事で食材の引っかかりを増やす事で一時的に切れ味を良くしている用意見せる仕組みで、包丁を研ぐ様には刃の切れ味は持たずにすぐに切れ味は悪くなってしまします。
では包丁の刃の切れ味を長く保つにはどうすれば良いのかと言えば、これは砥石で研ぐ事なのですが、素人がYouTubeなどを見て真似をした所で、砥石に当たる刃先の角度を一定にして包丁を動かす等と言うのは到底無理な話で、見よう見まねでやってしまうと切れ味が良くなるどころか悪くなってしまう事さえあります。
そこで今回は、砥石を使って素人でも職人並に包丁を研ぐ事が出来る研ぎ器「Cheefarcuut」をご紹介致します。
刃先に角度をつけた状態で固定できるバイス

では素人が何故、研ぎ職人さんと同じ様に研ぐ事が出来ないのか?
それは物理的に言えば、砥石に刃先を接触させている包丁を持つ手を手元に引くと包丁は立ち砥石に当たる刃先の角度は鈍角となり、包丁を奥に滑らすと手が寝て砥石に当たる包丁の刃先の角度は鋭角になり、包丁を一定の角度に寝かせた状態で包丁を砥石の上で前後に動かす事が無理だからです。
例えば砥石に当たる刃先の角度を固定してようと指先や手首を意識して角度が変わらない様に固定したとしても、それは自分の主観的な感覚であり、実際に固定できているかどうかと言うのは感覚のフィードバックしなかく、敏感に感じる事が出来る方であれば刃先を一定角度に保つと言った感覚を身に着けるのも容易ですが、そうではない方の壁と言うのは非常に険しく、何年、何十年とかかるかもしれません。
ですがこの研ぎ器は「Cheefarcuut」はバイスで挟んだ包丁のはを一定の角度(10〜30°)で固定した状態で刃を前後にスライスさせる事が出来ますので、職人技の様なものは必要なく、誰もが包丁を切れる様に研ぎ直す事が出来ます。
そしてまたこの装置には目盛がつけられており、その包丁に元々付けられていた刃の角度させ分かれば、同じ角度で刃をつける事ができ、包丁を買った時の切れ味を取り戻す事が出来ます。
両刃にも対応

次に包丁と言うのは○○包丁と言った感じで、食材や用途別に専用の包丁があったりしますが、包丁は大きき分けると片刃と両刃に分ける事が出来ます。
和包丁は基本的には片刃で、三徳包丁の様な西洋から入って来ている包丁は両刃になっており、両刃の包丁は両面から同じ角度で刃が付けられており面を変えて研ぐ必要があるのですが、この「Cheefarcuut」ではクランプで包丁で挟んだ状態で包丁を裏返す事が出来ますので、両刃であっても包丁を再度裏返した挟み直す事なく研ぐ事が出来ますし、包丁を挟む込んだ状態で裏返す事が出来るだけでなく左右の向きを変える事が出来るため、研ぐ部分の合わせて砥石に対して直角になる様に刃を当てる事が出来る様にもなっており、動きも理想的な研ぎ器になっていると言えます。
2種類の砥石が付属

そしてこの研ぎには、#400番と#1000番の2種類の砥石が付属しています。
砥石は番号が小さいほど目が荒く、番号が大きくなるほど細かくなって行き、#400と#1000では荒研ぎと仕上げが行え、基本的にはちょっと切れ味が悪くなった程度なら#1000で1回研ぐだけで大丈夫ですし、刃が明らかに欠けているのが分かったり錆びてしまったりしている場合は#400で下研ぎしてから仕上げ研ぎする事で切れる包丁に仕上げる事が出来ます
そしてまたこの研ぎ器では付属の砥石の他に長さ180~230mm、横幅50~80 mm、厚み11~30mmの砥石に対応しており既に砥石を何本も持っていると言う方はそれら砥石を使って研ぐ事も出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。













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